東日本旅客鉄道(JR東日本)は、品川駅改良第3回線路切換工事を実施した。東京工事事務所から受注した東鉄工業が施工し、11月22日終電後から24日午前10時20分ごろまで、一部電車を運休し、約34時間かけて線路切換工事を計画どおり終えた。
線路切換では、新車両基地(電留線ほか25線、軌道延長約15㎞)の使用を開始し、現車両基地(旧田町車両センター)を廃止。車両基地東京方で、分岐器1組を撤去し、新車両基地と東海道上り線を接続した。
品川駅横浜方で東海道線7-12番線、横須賀線13-15番線の計9線分にかかわる駅進入・進出ルートを変更する大規模な配線改良を実施。
JR所有の鉄道クレーン車2台を使って、同駅東京方で組み立てた分岐器を横浜方に運搬し、6組の分岐器を新設、5組の分岐器を撤去した。
線路切換当日は、東鉄工業(稲垣現場代理人)社員と作業員約650人が14台の重機械を駆使しながら、東京工事事務所品川工事区と一体となって取り組み、軌道工事作業を23日午後6時まで計画どおり終了した。
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