2016/06/23

【美し国づくり協】景観大賞に「『肥前浜宿』における佐賀県遺産の保全活用に向けた取り組み」


 NPO法人美(うま)し国づくり協会(進士五十八理事長)は22日、東京都文京区の文化シヤッターBXホールで「美し国づくり景観大賞」表彰式・シンポジウムを開いた。同協会は昨年、設立10周年を記念して「美し国づくり景観大賞」を創設。地域の個性を生かした良好な景観の創出、地域創生に寄与し、後世に引き継ぐ活動を行っている優良事例として、ことしは大賞、特別賞各1点を決めた。

 大賞には、佐賀県とNPO法人肥前浜宿水とまちなみの会の「『肥前浜宿』における佐賀県遺産の保全活用に向けた取り組み」、特別賞に公益財団法人鎌倉風致保存会の「鎌倉の聖域『御谷(おやつ)の景観を守る』」がそれぞれ選ばれた。
 同日、進士理事長が佐賀県の副島良彦副知事=写真、肥前浜宿水とまちなみの会の中島丈夫理事長、鎌倉風致保全会の兵藤芳朗理事長に表彰状を手渡した。
 この後、受賞者による記念講演に続き、パネルディスカッションが行われた。
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