2016/06/09

【日本サッカー協会】震災復興支援の「いわき市新舞子フットボール場」が大人気!


 日本サッカー協会(JFA)が、東日本大震災復興支援活動の一環として、福島県いわき市に整備を進めていたサッカーグラウンド「いわき市新舞子フットボール場」が完成、5月21日から供用を開始し、好評を博している。最高品質のロングパイル人工芝を採用したグラウンドは、けがを恐れず思い切りプレーができるとあって、休日の予約は困難な状況になりつつあるという。写真は5月20日田嶋幸三JFA会長、清水敏男いわき市長も出席したオープニングセレモニー

 同フットボール場は、各種体育施設が集約整備されている「いわき新舞子ヴィレッジ」(同市平下高久字南谷地)内にJFAが整備した。人工芝はFIFA(国際サッカー連盟)公認メーカーの独ポリタン社製(日本代理店・積水樹脂)で、高耐久性とともに温度抑制機能を備えたドリームターフ「PT RS+」を採用。基盤の設計と施工は東亜道路工業が担当した。JFAから寄付を受けて市が管理する。面積は約7140㎡で総事業費は約1億円。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【復興版】荒浜に防潮林植樹 宮城電業協がボランティア 宮城電業協会(中村彰会長)は、仙台市若林区荒浜で、震災ボランティアとして防潮林の植樹を行った。国の「みどりのきずな再生プロジェクト」の一環として実施したもので、同協会がNPOの森林との共生を考える会に働き掛けて実現した。 会員企業28社から51人が参加し、アカマツとクロマツの苗木650本を植樹した。中村会長は「荒浜地区の防災の一役を担えればと思い実施した。今後も継続していきたい」と話していた。建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年5… Read More
  • 【情報化施工】対応重機が集結 東北復興に生かせ!-岩沼講習会ルポ-1- 宮城県岩沼市の仙台空港近くにあるキャタピラー東北岩沼研修センター。ここは、2年前まで建機の教習所があった場所で、津波で流された教習センターの基礎が生々しく残る。5月16、17日の2日間、この場所で「災害復興に役立つ情報化施工講習会」が開かれた。国土交通省東北、関東両地方整備局から22人、東北6県で工事を行う建設会社などから約50社100人が2日間の講習を受けた。 講習会に携わったスタッフは約70人。日本建設機械施工協会(JCMA)、土木研究所… Read More
  • 【土木】情報化施工 復興に生かせ! JCMAの委員会が岩沼で大規模講習会 日本建設機械施工協会(JCMA、本部・東京都港区、辻靖三会長)の情報化施工委員会(植木睦央委員長)は16、17日の2日間、宮城県岩沼市のキャタピラー東北岩沼研修センターで、復興工事向けの情報化施工講習会を開いた。初日は、国土交通省東北、関東地方整備局から約20人、2日目は東北の建設会社から約100人が参加した。講習会には、3次元で刃先をコントロールするブルドーザー、設計図面を取り込んでオペレーターに施工指示を行うバックホウ、トータルステーショ… Read More
  • 【情報化施工】発注者もPRの必要性認識 東北復興に生かせ! 岩沼講習会ルポ-2- 講習会初日。冒頭で国土交通省東北地方整備局の阿曽貢貴機械施工管理官は、「現在整備を進めている復興道路や堤防の供用は1日も早く進めたい。熟練オペレーターの不足や、品質確保、工期短縮という課題を克服するために効果がある情報化施工を広く導入したい」とあいさつした。 ◇TS出来形管理実演  講習会1日目は発注者向けで、東北地方整備局、青森、仙台、能代、福島の各河川国道事務所、胆沢ダム工事事務所、東北技術事務所、また関東地方整備局、関東技術事務所から参… Read More
  • 【現場の逸品】落葉や枯れ枝向け除染に最適 軽トラに載る粉砕除染機 ツールマート(福島県郡山市)は、緑地土壌向けの除染システム「トリプラー」を29日に販売する。放射性物質が付着した落ち葉や枯れ枝を粉砕し、減容化すると同時に土壌の表面2、3cmを掃き出し、一気に吸引回収する。人の手に触れることなく、除去物を回収ごみ袋に詰める点で、作業安全性も高い。 住宅地や公園などの緑地帯では水洗浄が難しく、大きな重機も使えないため、人海戦術による作業が求められる。トリプラーは軽トラック1台に構成機器すべてが搭載でき、堆積物の… Read More

0 コメント :

コメントを投稿