2016/06/29

【かながわクレーン塾】目指せ腕利きオペレーター! 第3期生14人が入塾


 全国クレーン建設業協会神奈川支部(斎藤恒四郎支部長)は、「かながわクレーン塾第3期生入塾式」を開いた=写真。応募のあった32人のうち面接審査などを経て、女性1人を含む計14人が入塾した。第2期卒業生で多摩川機工に就職した佐藤裕一氏も参加し、自身の経験を踏まえたアドバイスを塾生に送った。7月22日までの約1カ月で建設業界の基礎知識から大型特殊、移動式クレーンの免許取得などを目指す。

 冒頭、塾長を務める内田靖夫神奈川建設重機協同組合理事長は、業界の魅力やこれまでの塾の取り組みなどを説明し、「しっかり勉強し、立派なオペレーターになってほしい」とあいさつした。


 来賓として出席した建設業振興基金の長谷川周夫部長のあいさつ、斎藤支部長が塾生一人ひとりにヘルメットと制服、靴を貸与した上で「塾生にのぞむこと」と題し、講話した。
 同事業では、建設業振興基金が厚生労働省から受託した建設労働者緊急育成支援事業を活用し、地方拠点の1つとして同支部が優良クレーンオペレーター確保に向けた取り組みを実施する。これまでに25人が資格を取得し、約7割が建設業界へ入職した。
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