岡村製作所は2日、人間工学の権威である小原二郎千葉大名誉教授が執筆した冊子『椅子の科学を考える』の発刊に合わせ、東京都千代田区のオカムラガーデンコートショールームで出版記念講演会を開いた。小原氏の解説を聴ける貴重な機会とあって、参加した約40人が聞き入った。
2009年に『オカムラいすの博物館』を開設した同社は、館内にいすの科学研究室を設け、良いいすとは何かを科学的な視点から研究してきた。冊子は3年の研究成果として、いすを人間工学の立場から分かりやすく解説した内容になっている。
既にオフィスや学校用のいすについては研究成果が発表されている。小原氏は長時間にわたって同じ姿勢を強いられる会議用や劇場用のいすを科学することで「その研究成果が広く乗り物の座席にまで応用されるとすれば、いすの科学も工学の仲間入りをさせてもらえる」と説明した。
冊子は博物館の来館者などの贈呈用として出版。いすの歴史とともに、からだにあったいすを探すヒントも得ることができる。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
2009年に『オカムラいすの博物館』を開設した同社は、館内にいすの科学研究室を設け、良いいすとは何かを科学的な視点から研究してきた。冊子は3年の研究成果として、いすを人間工学の立場から分かりやすく解説した内容になっている。
既にオフィスや学校用のいすについては研究成果が発表されている。小原氏は長時間にわたって同じ姿勢を強いられる会議用や劇場用のいすを科学することで「その研究成果が広く乗り物の座席にまで応用されるとすれば、いすの科学も工学の仲間入りをさせてもらえる」と説明した。
冊子は博物館の来館者などの贈呈用として出版。いすの歴史とともに、からだにあったいすを探すヒントも得ることができる。
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