木造建築の保存活動などに取り組む建築家の吉田桂二氏が創設した「吉田桂二賞」の第1回授与式が4日、東京都千代田区の学士会館で開かれた。全国から38点の応募があり、このうち岡山県内の木造住宅「カイヅカイブキのある家」が受賞作品に選定され、設計を担当した神家昭雄氏(神家昭雄建築研究所)に表彰状と記念品が手渡された=写真。
審査員代表の内田祥哉東大名誉教授は「和風を感じさせながら気軽な現代生活もできる建築」として高く評価したほか、吉田氏も「社会性、造形性、地域性といったさまざまな観点で評価した。現地審査では、築3年が経過しているにもかかわらず『端正』な印象の建築だった」と作品を賞賛した。
表彰式の後、神家氏は「生活者への心配りがあり、伝統と現代が矛盾することのない吉田先生の木造建築を目標に受賞作を設計した。この賞を励みに、これからも建築と建築界のために良い作品をつくり続けたい」と喜びを語った。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
審査員代表の内田祥哉東大名誉教授は「和風を感じさせながら気軽な現代生活もできる建築」として高く評価したほか、吉田氏も「社会性、造形性、地域性といったさまざまな観点で評価した。現地審査では、築3年が経過しているにもかかわらず『端正』な印象の建築だった」と作品を賞賛した。
表彰式の後、神家氏は「生活者への心配りがあり、伝統と現代が矛盾することのない吉田先生の木造建築を目標に受賞作を設計した。この賞を励みに、これからも建築と建築界のために良い作品をつくり続けたい」と喜びを語った。
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