震災の初動対応で国や自治体、民間企業など、組織・立場の異なる人々が遭遇したさまざまな「修羅場」を取り込んだケースを教材として使う、ケースメソッドという手法で模擬授業を行うことで、総合的な災害マネジメント力を養う。
受講者はケースの登場人物の立場で対応策を考え、判断するとともに、グループ討議などを通じて認識を深める。
各ケースに対応するティーチングノートもつくられており、模擬授業の際に講師が受講者に質問する内容や議論のポイントなどが盛り込まれている。
現在、同委員会がまとめた報告書には11のケースが収録されており、今後の大規模自然災害などの事例も追加していく。また、2014年度は各地で模擬授業も実施する予定だ。
報告書および各ケースは、同学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp)のトップページから「部門・委員会活動」「調査研究部門」「重点研究課題の成果」の順で閲覧できる。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
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