静岡県は、富士山静岡空港空港旅客ターミナルビル(TB)等改修・増築工事設計業務委託の基本・実施設計者を決める公募型プロポーザルを実施し、坂茂建築設計・日本空港コンサルタンツ(BANJAC)を最優秀者に特定した。8月中旬に契約する見通し。契約限度額は1億2900万円(税込み)としている。履行期限は2015年3月16日(基本設計は10月31日)。画像は牧之原台地の茶畑をイメージした印象的な屋根(静岡県提供)。
審査は、建築家の内藤廣東大名誉教授を委員長とする審査委員会が担当した。審査講評によると、同者の提案は、牧之原台地の茶畑をイメージした連続ヴォールトの屋根が印象的で、構造的にも世界初のツイスト木造集成材アーチを採用するなど、大胆で意欲的な提案で、他の空港にはない個性的な空間を生み出している点が高く評価された。
プロポーザルには全国の7者から提案が寄せられ、4日の1次審査(書面審査)で2次審査(公開プレゼンテーション)に進む6者を選定。16日に第2次審査を行い、同者を最優秀者に決めた。優秀者は長谷川逸子・建築計画工房だった。
2次審査には最優秀者と優秀者のほか、シーラカンスK&H、石上純也建築設計事務所・高橋茂彌建築設計事務所設計共同体、日建設計、久米設計・橋本夕紀夫デザインスタジオ設計共同企業体が参加した。
業務内容は、同空港旅客TB等改修・増築工事の基本・実施設計。同ビルの西側に延べ床面積約6000㎡の国内線用の建物を増築し、既設から機能を移転。その後、現ビル (S造3階建て延べ約1万2000㎡)を国内線用の建物に改修する。施設規模などは設計の中で固める。 業務場所は牧之原市坂口。
既存施設を使用しながら、15、16年度で増築工事、16、17年度で改修工事をそれぞれ実施する見通し。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
ツイスト木造集成材アーチ(静岡県提供) |
プロポーザルには全国の7者から提案が寄せられ、4日の1次審査(書面審査)で2次審査(公開プレゼンテーション)に進む6者を選定。16日に第2次審査を行い、同者を最優秀者に決めた。優秀者は長谷川逸子・建築計画工房だった。
2次審査には最優秀者と優秀者のほか、シーラカンスK&H、石上純也建築設計事務所・高橋茂彌建築設計事務所設計共同体、日建設計、久米設計・橋本夕紀夫デザインスタジオ設計共同企業体が参加した。
業務内容は、同空港旅客TB等改修・増築工事の基本・実施設計。同ビルの西側に延べ床面積約6000㎡の国内線用の建物を増築し、既設から機能を移転。その後、現ビル (S造3階建て延べ約1万2000㎡)を国内線用の建物に改修する。施設規模などは設計の中で固める。 業務場所は牧之原市坂口。
既存施設を使用しながら、15、16年度で増築工事、16、17年度で改修工事をそれぞれ実施する見通し。
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