2014/07/10

【僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ】6年後に出動 世界から最先端可動技術公募

空想から現実へ、18mの実物大ガンダムが出動--。一般社団法人のガンダム GLOBAL CHALLENGE(グローバル・チャレンジ)(代表理事・宮河恭夫サンライズ社長)は9日、『機動戦士ガンダム』の生誕40周年を迎える2019年に実物大ガンダムを動かすプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」を始動させると発表した。20年の東京五輪を控えた前年に、実物大のガンダムを動かすため、最先端の技術を国内外から広く募る考えで、7月下旬に公募内容を公表する。

応募受付は来年2月まで!
同日会見した宮河代表理事は、「世界の英知、分野や国境を越えた人々の思いがガンダムを動かす」とし、「史上最高のエンターテインメントを実現する」と述べた。「リアルエンターテインメント部門」と「バーチャルエンターテインメント部門」の2部門で募集するとし、今後のスケジュールを説明。15年2月まで応募を受け付けた後、同年7月に審査を終え、来秋に選考結果を発表する。これをもとに追加アイデアを募集した上で、16年秋に基本プランを決定する。17年から実施設計に入り、18年春に実施設計プランをまとめ、製作調整に入る。19年夏にプロジェクト成果を発表する考えだ。

同日の会見には=写真、プロジェクト技術監修で早大副総長・理工学術院の橋本周司教授、『機動戦士ガンダム』総監督の富野由悠季氏、作家の福井晴敏氏、LUNA SEA、X JAPANのメンバーであるミュージシャンのSUGIZO氏らが参加し、19年に動くガンダムへの夢を語り、期待を寄せた。

富野由悠季氏
ガンダムプロジェクトは、09年に東京・お台場に18mの実物大ガンダムを立像。現在は、ダイバーシティ東京に立地している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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