日本建設業連合会東北支部などは9、10の両日、東日本大震災で被災した岩手県沿岸部で、復旧・復興工事の現場見学会を開いた。土木学会東北支部と土木技術者女性の会東日本支部が共催した。
見学会には、ゼネコンや建設コンサルタント企業、行政などで働く女性技術者“けんせつ小町”ら約40人が参加。大規模な造成工事が行われている大槌町の町方地区震災復興事業まちづくりの現場では、チームワークと創意工夫で業務を効率的に推進している様子を見学したほか、釜石港湾口防波堤の復旧現場には船に乗って行き、工事の状況を興味深く観察した。
宿泊した釜石市内のホテルでは、懇親会を兼ねた意見交換会もあり、参加者からは「発注者や受注者ということに関係なく、横のつながりができたことが非常に良かった」などの感想が聞かれた。
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