北海道大学公共政策大学院の小磯修二特任教授の新著『地域とともに生きる建設業II』が発刊となった=写真。初弾Iに続くシリーズ第2弾で、今回はフリーライターの関口麻奈美氏との共著となる。道内各地で活躍する建設業者にインタビューし、実践的な取り組みを掘り起こした。
本書は“北からの挑戦”をサブタイトルに14章で構成。地域に密着する除排雪作業を始め、革新的な経営戦略や世界に進出する技術開発、地域資源の再発掘、地域エネルギーの利用、先進的な人材づくり、地域経済をリードする人々の活躍などを取り上げている。
各章には筆者が「地方の眼」と題するコラムを掲載。成功だけでなく失敗や試行錯誤につながる各章の地域的、経済的、政治的な背景をもとに持論を展開している。
B6判、235ページ、定価1500円(税別)で、出版は中西出版(本社・札幌市)。フリーライターの関口氏は釧路公立大の客員研究員として商店街活性化や観光経済調査などの研究プロジェクトに参画した実績がある。
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