マックスのレーザー墨出器「ラインキーパー」は、電子整準方式を採用したことで、建物の振動によるラインの揺れを大幅に軽減できる。近日発売の自動追尾台の上にセットすれば、1人でも楽に地墨合わせができ、現場の省力化に一役買いそうだ。
振り子の原理を利用した従来のジンバル方式は風などで建物が振動してしまうと、レーザー光が揺れてしまい、特に免震建築や道路沿いの現場では墨出作業の妨げになるケースが少なくなかった。ラインキーパーは本体内に固定された2つの傾斜センサーで傾きを感知し、制御モータで補正する。
太陽光が差し込むような明るい現場でもレーザー光のラインが見えやすいように、ラインの明るさを2倍に設定した。また、自動追尾台は従来の墨出器とも互換性があり、既存の機材にも自動追尾機能を付加できる。
価格(税別)はラインキーパーが22万円、受光器セットの自動追尾台が7万8000円。問い合わせは同社機工品営業部・電話03-3669-8120。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿