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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2015/10/31

【建築文化週間】学生WS「Architecture EXPO!!」 ゲーム形式、SNS利用で「新たな出会い」探る


 日本建築学会が主催する建築文化週間2015に合わせ、東京都港区の建築会館で学生ワークショップ「Architecture EXPO!!」が2日間にわたって開かれた。学生や一般市民が「常識を打ち破れ」を合言葉に、著名な建築家や学者などゲストに頼らない新たな建築イベントの姿を掲示した。代表を務めた東大大学院の吉備友理恵さんは「新しい建築の時代が到来しようとする中で、ワークショップも今まで当たり前だったことを今までにない形で問いかける機会にしたかった」と今回の企画背景を明かした。写真は全員参加型コンペティションの様子。

【建築】北海道の歴史息づく道立文書館別館 安藤忠雄氏の基本デザインで「北菓楼」本店に改修


 北海道内に8店舗を展開する菓子店「北菓楼」の堀製菓(砂川市、堀安規良社長)は、札幌市中央区で札幌本館の建設を進めている。歴史的建造物の北海道立文書館別館の外壁と階段室を補強・保存しつつ、店舗とカフェを増築する。保存、改修方針を含む設計・施工は竹中工務店が担当。安藤忠雄氏が基本デザインを行った。2016年3月下旬のオープンを目指している。

【JIA東北建築学生賞】最優秀は高橋雅人さん(東北工業大)の「おおやねとつながるけんちく」


 日本建築家協会東北支部(JIA東北、辺見美津男支部長)の第19回JIA東北建築学生賞の公開審査が23日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで開かれた。提出があった14校40作品の中から高橋雅人さん(東北工業大3年)=写真=の「おおやねとつながるけんちく」を最優秀賞に選んだ。

2015/10/30

【北陸ICT戦略研】情報化施工の実技講習会 MCブルやTS・GNSSのローラー操作も


 北陸ICT(情報通信技術)戦略研究会は28日、北陸ICT実技講習会を新潟市西区の北陸地方整備局北陸技術事務所で開催した=写真。建設企業の社員や同局、管内自治体の職員が対象で、午前と午後の2部を合わせて55人が参加した。

【仙台市地下鉄】東西線、ついに12/6開業! 試乗会終え最終工程に


 仙台市は、12月6日の開業を予定している地下鉄東西線で通常ダイヤの運行による車両試乗会を開いた=写真。

【G空間EXPO】「地理空間情報科学で未来をつくる」テーマ、働く女性シンポも 11/26-28


「G空間EXPO2015」が11月26日から28日までの3日間、東京都江東区の日本科学未来館で開かれる。その中のイベントの1つとして、日本測量協会など測量関係4団体は、地理空間情報フォーラム2015を開く。

2015/10/29

【駅デザインコンペ】銀座線の新橋、溜池山王、赤坂見附3駅と新橋駅「幻のホーム活用アイデア」 登録12/22まで


 東京地下鉄は、銀座線開業90年に向けた全駅のリニューアルを進めるため、新橋、溜池山王、赤坂見附のビジネスエリア3駅を対象とした「駅デザイン部門」と、新橋駅「幻のホーム活用アイデア部門」の2部門でコンペを実施する。登録は12月22日まで、応募は2016年1月6日まで受け付ける。審査は2段階で行い、1次審査の結果を同2月中旬、2次審査の結果は同4月中旬に発表する。年齢、国籍、資格、経験を問わず、個人、法人など複数によるグループでの応募もできる。

【♪ハロウィン♪】イマムラが今年も川崎の仮装パレードに参加! 衣装は1年かけて制作


 大規模改修や塗装・防水工事などを手掛けるイマムラ(川崎市川崎区、今村文治代表取締役)は、25日に開かれた第19回川崎ハロウィン2015に出場した。社員や安全協力会が一緒に1年かけて制作したコスチュームに社員など35人が身を包み、JR川崎駅周辺をパレードした=写真。

【御堂ビル】竹中工務店が1階ホールを特別開放! 展示会「生きた建築~伝える心と技~」


 竹中工務店は、「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」の開催にあわせ、大阪本店がある御堂ビル(大阪市中央区)=写真(Photo:J o.)を公開する。31日と11月1日の両日、1階ホールを特別開放して展示会「生きた建築~伝える心と技~」を開くとともに、ガイドツアーを実施する。ともに参加は無料。

【YKKAP】掬月亭の魅力発信する短編映画公開! 「日本建築の昼と夜」by窓研究所


 YKKAPの窓研究所は公式ウェブサイトで、中谷礼仁早大教授の研究室と共同作成した窓の短編映画『Transition of Kikugetsutei』の公開を始めた。

2015/10/28

【素材NOW】ホテルキーはスマホで! 五輪向けに整備加速されるホテル向けに提案ぞくぞく


 2014年に1300万人を超えた訪日観光客は、12年からほぼ倍増している。政府の観光政策に加え、20年の東京五輪も控え、毎年の伸びが期待される。呼応するように、都市部のホテル数が足りない状況を生み、新規のホテル建設も見込まれる。こうした流れを受けて新製品が相次いでいるのがホテルキーだ。写真は日本カバ社が投入したスマートホテルキー。

【土木の日・関西】鈴木心遥さん(浜寺東小)画のポスター完成! イベントもたくさんあるよ


 土木学会関西支部や近畿地方整備局などで構成する土木の日関連行事関西地区連絡会は、11月18日の「土木の日」の広報用ポスターを作成した。ことしは「災害につよい国土~土木が守る未来~」をテーマに、小学生から成人まで合計215点の応募の中から、堺市立浜寺東小学校3年生の鈴木心遥さんの作品を採用した。子供部門67点、一般部門148点の応募があり、優秀賞3点などを選定した。

【次世代育成支援】応用地質が「くるみん」取得

応用地質は、次世代育成支援に積極的に取り組む企業として、東京労働局から次世代育成支援対策推進法に基づく「基準適合一般事業主」の認定を受け、次世代認定マーク「くるみん」を取得した。2013年4月1日から15年3月31日にかけて、職員が仕事と子育てを両立しながら、能力を十分に発揮できるような雇用環境の整備を目指し、「第3次一般事業主行動計画」を策定・実行しており、その取り組みが評価された。マークを名刺や会社案内、ホームページにつけることで、子育てサポート企業であることをアピールしていく。

2015/10/27

【建設論評】〝マンション基礎地盤〟の対応策を考えてみる

横浜のマンション傾斜問題は同じ市内において2年連続で生じた問題でもあり、大きな注目を集めている。その原因である基礎の沈下は、目に見えない地盤を相手にしていることから、発覚したときには後戻りができない最悪の事態に至ることが多い。
 今回の問題の本質は、最終的には技術者倫理に行き着くが、防止策としては施工管理の厳格化やトレーサビリティの確保などが議論されることになるであろう。これらに対し、やや別な視点での対応策を考えてみたい。

【新宿駅新南口】大人の女性をターゲットにしたルミネ「NEWoMan」が来春開業

東日本旅客鉄道(JR東日本)のグループ企業であるルミネ(本社・東京都渋谷区、新井良亮社長)は26日、2016年春に、JR新宿駅新南口に商業施設『NEWoMan(ニュウマン)』を開業すると発表した。JR東日本が建設中のJR新宿ミライナタワーの1-4、7階(中2階含む)の6フロアと、新宿駅新南口駅構内(エキナカ/エキソト)の1フロア、さらに線路上空部の屋上を含む3フロアで展開。“大人の女”をメーンターゲットに、約100店舗(売場面積約7600㎡)を予定している。16年3月下旬と4月中旬の2段階で開業する。初年度の売上げは約200億円を目指す。

【京成押上線】全線が高架化完了! 高架下活用完了は16年度

東京都建設局は25日、京成押上線(押上駅~八広駅間)連続立体交差事業の全線高架化記念式典を開いた。都が京成電鉄と進める同事業が完了したことを受けて実施したもので、式典には都や墨田区、京成電鉄の関係者などが出席し、くす玉を開披して事業区間全線の高架化完了を祝った=写真。

2015/10/26

【インタビュー】「あなたと建築したい」! ポップに業界の魅力を発信する「esquisse」

「建築業界の広告塔になりたい」--。吉備友理恵さん(東大大学院)、都築響子さん(東京藝大)で構成する学生建築ユニット「esquisse(エスキス)」は、イベントの企画・運営などを通じて建築業界の魅力発信に取り組んでいる。建築コストにばかり注目が集まり、その社会的役割への関心が低迷している中で、「建築と人を近付ける」ことを目標に活動する彼女たちは、何を思い、どこに向かおうとしているのか。建築分野の内側と外側を分ける境界をまたぎ、建築をPRする意味を聞いた。

【ステンドグラスバロック】制作工房の一般公開、再び! 実演や特別販売も企画 11/8


 ステンドグラスバロック(本社・さいたま市、臼井定一代表取締役)は11月8日、中世ヨーロッパから伝わる伝統技法による同社の制作工程を特別公開するオープンファクトリーを開く。7月に開いた同イベントでは150人を超える参加者にステンドグラスの魅力を身近に感じてもらい、好評を博した。今回もスタッフが制作工程を実演しながら参加者に分かりやすく説明する。写真は併設のギャラリー。

【ホテルオークラ】旧本館の家具など再利用・再製作 伝統継承する新本館の設計デザイン決まる


 ホテルオークラは、2019年に開業する新本館ロビーの設計デザインの概要を公表した。旧ロビーからインテリアや装飾の一部を移設する予定だ。設備や機能を新たにしつつ旧本館で使用されていた家具やデザインを再利用、再製作し日本の伝統美を継承する。画像は新本館ロビーのイメージ。

2015/10/25

【現場最前線】剛腕「あやめちゃん」!? が活躍する千葉駅改良・駅ビル建替工事


 大成建設が施工する「千葉駅改良・駅ビル建替工事他」で、工事車両昇降用100t移動式構台「メガリフト・あやめちゃん」が大活躍している。地上にほとんどヤードが確保できないという条件下で施工効率化の切り札として導入し、線路上空の人工地盤を転用した作業ヤードへの円滑な資機材搬入に威力を発揮。都市部など十分なヤード確保が難しい環境で現場のコンパクト化と工期短縮を両立する試みとして各方面からも注目を集めている。

【恐竜体験!】嫌な予感が…しない! 16年夏、大高緑地公園に「ディノアドベンチャーライド名古屋」


 大高緑地公園(名古屋市緑区)に恐竜体験アトラクション「ディノアドベンチャーライド名古屋」がオープンする。設置・運営・管理は愛知県に企画提案したエヌエーオー。同社は15日、県と協定を結んだ。2016年7月の開業を目指す。

【中部地整】「普段でも着たくなる作業服」には何が必要? 金城学院大生が現場で学ぶ


 中部地方整備局は16日、「学生のための社会見学会」として金城学院大学生活環境学部環境デザイン学科アパレルファッションコースの3年生7人を土木と建築の工事現場に案内した。勉強の一環で作業服のデザインにかかわっている学生たちは、その機能などについて作業員に質問した。

【関東地整】まさにダイナミック! 都内屈指の大規模土木現場「新宿交通結節点」を糸魚川高校生が見学


 日本一の乗降客数を誇るJR新宿駅南口の線路直上に人工地盤を設け、3層の立体駅前広場を整備する新宿駅南口地区基盤整備事業の「新宿交通結節点」。事業を進める国土交通省関東地方整備局東京国道事務所は、若い世代に建設業への関心を高めてもらおうと、学生向け現場説明会を積極的に開催している。7日には修学旅行で東京都内を訪れた新潟県立糸魚川高校の2年生8人が企業訪問の一環で同現場を訪れた。

【働きかた】「健康力」提供で地域に貢献 日道子会社のスポーツメディア 江田理英さん


 日本道路子会社のスポーツメディア(東京都港区・三ツ橋康社長)が広島市で運営する東雲スイミングクラブ(東雲事業所)で、インストラクターとして幼児からシニアまでの幅広い世代を指導する。2015年度から日本道路がCSR(企業の社会的責任)活動の一環として始めた子ども向け野外体験活動、「森の探検隊」では隊長を務め、同社グループが力を入れる次世代育成にも貢献。「身体を動かす楽しさを通じて、自信と喜びを引き出したい」と、地域に健康と笑顔を提供し続けている。

2015/10/24

【コマツ】IoT時代の「スマートコンストラクション戦略」全容に迫る!


 3次元マシンコントロール、ドローン(小型無人飛行機)写真測量、クラウドによる施工管理など先端のICT(情報通信技術)を組み合わせた「スマートコンストラクション(SC)」戦略を独自に進めているコマツが、事業の全容を千葉市内のヤードで実機を使いながら明らかにした。四家千佳史執行役員SC推進本部長は「SCをダントツソリューションとして位置付け、IoT(モノのインターネット)を含めて強力に進めていく」と力強くアピールした。コマツのSC戦略を追った。写真はSCで使用する3次元MCブル。人間では不可能な曲面まで自動施工できる。

【最終回・2020以降の建設学】発注者が求める「営みづくり」「ものづくり」 が融合した総合的連動体とは


 設計図どおりに製造したとしても、求める性能は出ない。建設業界での話か? とついつい錯覚してしまうが、これは自動車業界の通説である。設計と生産現場が一体となり図面各所の部位や製品がどのように作用し、どのような外的要因が働いて、それをどう制御できるかをあらかじめ想定し、生産現場が蓄積してきたさまざまな技術ノウハウや人的ノウハウを還元することによって、これを克服してきた。世界一の品質と性能を誇る自動車業界はこうやってその地位を確立してきたのである。

【千葉県左官業組連ら】これが左官マイスターの「技」! 東総工業高校生が体験学習


 厚生労働省のものづくりマイスター制度を活用した「左官体験講習会」が千葉県職業能力開発協会の支援、千葉県左官業組合連合会の協力により19日、旭市の千葉県立東総工業高校(木内和夫校長)で開催された。同校建設科1年生40人が専門工事業の1つである左官業について学んだ。
 開講式で木内校長は「講師の左官マイスターから優れた美意識、素晴らしい感性を感じ取っていただきたい。ぜひとも、この中から左官業に進む人が出てきてほしい」と呼び掛けた。

【ザ・ガラス】セントラル硝子の国際建築設計競技、最優秀はスイスのメディナさん、レイノルズさん組


 セントラル硝子が主催する第50回国際建築設計競技の最終選考が17日に東京都千代田区の東京国際フォーラムで開かれ、最優秀賞はスイスの設計事務所に勤務するヴァッレ・メディナさんとベンヤミン・レイノルズさんの作品が受賞した。

【本】実践的な「北海道からの挑戦」を紹介 『地域とともに生きる建設業II』


 北海道大学公共政策大学院の小磯修二特任教授の新著『地域とともに生きる建設業II』が発刊となった=写真。初弾Iに続くシリーズ第2弾で、今回はフリーライターの関口麻奈美氏との共著となる。道内各地で活躍する建設業者にインタビューし、実践的な取り組みを掘り起こした。

2015/10/23

【動画ニュース】全国鉄筋工事業協会が富士教育センターで鉄筋工日本一「TETSU1-GP」



動画ニュースを公開しました。(facebook上でも公開しています。)

全国鉄筋工事業協会(全鉄筋、内山聖会長)は17日、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで第1回鉄筋技能大会「TETSU-1 GRAND  PRIX」を開いた。各地区の代表34人が一堂に会し、鉄筋組み立ての技能を競い合った。最優秀賞の国土交通大臣賞は、飛田鉄筋工業の松田優作氏が獲得し た。

【記者座談会】2020東京五輪3施設へのDB公告、業界への影響は?


 東京都が整備する、東京五輪の3競技施設の新築工事が、実施設計と施工の一括発注方式による一般競争入札として公告された。予定価格は3施設合計で約1148億円(税込み)に及ぶ。技術提案型総合評価方式を適用し来年1月には落札決定となる見通しだ。
 写真は競泳会場となるオリンピックアクアティクスセンター(仮称)の内観パース。

【建築】最優秀は「まちのような公民館」の大西麻貴+百田有希/o+h、 多賀町中央公民館設計コンペ


 滋賀県多賀町は22日、中央公民館設計者選定コンペで最優秀作品を一級建築士事務所大西麻貴+百田有希/o+h、次点作品を飯田善彦建築工房の提案に決めた。10月末に基本設計委託契約を結ぶ。

【建設フェスタ】建機試乗や作業体験ができるよ! ひたちなか市で11/8開催


 茨城県内の公共団体や建設産業関連団体で構成する建設フェスタ実行委員会は11月8日、建設フェスタ2015をひたちなか市の笠松運動公園で開く。入場無料で時間は午前9時から午後3時30分まで(小雨決行)。
 会場では、バックホウやローラー、ホイールローダ、高所作業車、高速道路維持作業車に試乗できる。消波ブロック作り、測量、水道水と冷水の飲み比べ、丸太切り、建設作業体験リレーなども体験でき、ミニ上棟式(餅まき)も実施する。
 実行委のメンバーは県建設業協会、県土木部、関東地方整備局常陸河川国道事務所、県造園建設業協会、県電設業協会、東日本建設業保証茨城支店、東日本高速道路水戸工事事務所など54団体。キャタピラーイーストジャパン、コマツ茨城、仙台銘板、東京BK足場、西尾レントオール、日立建機日本が協力する。
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【東京湾大感謝祭2015】東京湾を知ろう、使おう! ハゼ釣りなどイベント盛りだくさん!! 横浜で10/23から


 都市の海・東京湾にふさわしいスタイルを提案する「東京湾大感謝祭2015」が23日から3日間、横浜赤レンガ倉庫とその周辺で開かれる。東京湾大感謝祭実行委員会が主催し、各種企業・団体などが後援する。ハゼ釣りの体験イベント、「海をきれいに!みんなの一斉汽笛」のステージイベント、大落語会や環境学習など、さまざまな催しを繰り広げる。

【女性活躍】キャリアアップ支援や設備など先進23事例をウェブサイトで紹介! 国交省


 国土交通省は建設業団体と共同で、女性も働きやすい現場環境整備などの先進事例を掲載した「建設業 女性の活躍応援ケースブック」を作成した=写真。23日に同省ホームページやポータルサイト『建設産業で働く女性がカッコイイ!』にアップする=こちら

2015/10/22

【復興の歓び】「周囲とつながる庁舎」古谷・妹島氏が講演 日事連の全国大会

  日本建築士事務所協会連合会(日事連、大内達史会長)は16日、水戸市の茨城県民文化センターで全国大会を開いた。大会実行委員長を務めた茨城県建築士事務所協会の横須賀満夫会長は、今回のテーマである『復興の歓び』に、「被災地の復興を祈り願い、そして叶うという思いを込めた」と語った。東日本大震災、鬼怒川の堤防決壊といった災害によって甚大な被害を受けた地で、復興に向けた強い思いや建築設計事務所と地域住民の間で生まれる絆の大切さを全国に訴えた。

【現場最前線】手延べ機での主桁送り出し、20分で到達! 仙台駅構内宮城野こ線橋改築西工区


 鉄建・安藤ハザマJVが施工を担当する「東北本線仙台駅構内宮城野こ線橋改築西工区」工事で21日深夜から22日未明にかけて、上り線主桁の送り出し作業が行われた。手延べ機を使った送り出し工法により、上空にある新幹線の高架橋と地上の在来線(東北本線・仙山線)の間を縫うように慎重に鋼製の主桁を移動させ、当初予定より早い約20分で、手延べ機が線路をまたいだ反対側の橋脚に到達した。現場では所員を含む34人が一丸となって作業に当たり、円滑で高精度な送り出しを実現した。

【日塗装】第24回技能競技大会、総合順位1位は塚原正幸氏(石川建装)に


 日本塗装工業会(乃一稔会長)は、水戸市で全国10ブロックから47人が参加して第24回全国建築塗装技能競技大会を開いた=写真。総合順位1位の内閣総理大臣賞は塚原正幸選手(石川建装)が受賞した。乃一会長は、「近年、施工の重要性が求められる状況の中で、施工技能の向上は当会の最も重要な課題であり、本大会の意義は極めて大きいものがある」と位置付けている。
 このほかの褒賞は次のとおり(敬称略)。

2015/10/21

【モリタ宮田工業】茅ヶ崎市特別仕様! 自動消火装置に音声・フラッシュ警報機能追加


 モリタ宮田工業(神奈川県茅ヶ崎市)と茅ヶ崎市は、今後の超高齢化社会の到来を見据え、住宅用などへの普及を目的とした自動消火装置「スプリネックスミニ茅ヶ崎市特別仕様」を開発した。他都市と比べ木造住宅が多い同市は火災の延焼リスクが高いことから、さらなる『安全・安心の防災まちづくり』が課題となっており、電源工事不要の自動消火機能を持つ既存製品に音声・フラッシュ警報機能を付加した製品の普及で、市民の意識を啓発する。

【展覧会】若手建築家6人が作品展示 大阪うめきたホールで10/31まで AAF


 NPO法人のアートアンドアーキテクトフェスタ(AAF)は、31日まで大阪市北区のグランフロント大阪うめきた広場うめきたシップホール2階で「35歳以下の若手建築家による建築の展覧会」を開催している=写真。6人の建築家が参加し、斬新な作品を出展している。入場料は1000円(税込み)。

【鉄建】ホームの高さなどを実感 千葉盲学校生徒が鉄道体験!


 鉄建の建設技術総合センター(千葉県成田市)で、県立千葉盲学校の生徒13人を受け入れた「鉄道体験会」が開かれた。

【伊東豊雄】瀬戸内海文明圏創造研シンポで「瀬戸内建築」の魅力語る 10/28、無料


 『瀬戸内海文明圏「これからの建築」創造研究会』(幹事・岡河貢広島大学准教授)は28日、建築家・伊東豊雄氏を招き、広島県の尾道市公会堂で、第1回瀬戸内海文明圏建築シンポジウム『瀬戸内文明圏の建築の魅力とあらたな地域性へ』を開催する。

【ぐんケンくん】ぬいぐるみになって立体登場! アピールにも広告にも活躍するよ!!


 群馬県建設業協会(青柳剛会長)はマスコットキャラクター「ぐんケンくん」のぬいぐるみを制作し、販売を始めた=写真。建設業の人材確保・育成、担い手対策の促進、イメージアップなどを目的に、ぐんケンくんの活動を展開しているが、今回の制作・販売により、さらに認知度を上げ、建設業への関心を一層高める狙いもあり、「一般の方にもファンになってほしい」と期待を込める。現在、関係団体や官公庁にぬいぐるみのPRを進めている。今後も、ぐんケンくんに関連したグッズなどを検討する方針だ。

2015/10/20

【エネマネハウス】5大学が「エネルギー・ライフ・アジア」コンセプトにモデルハウス建築、展示


 「学生たちが考える、将来の家」をテーマにモデルハウスを建築・展示する「エネマネハウス2015」が17日、横浜市西区高島町1-2-37のみなとみらい21地区57街区で始まった=写真。エネマネハウス事務局(委員長・村上周三建築環境・省エネルギー機構理事長)の主催、横浜市の共催で、エネルギー、ライフ、アジアをコンセプトに5つの大学がモデルハウスを建築し、11月1日まで展示する。31日午後3時30分から、はまぎんホール(西区)で表彰式・講評会を開く。

【オリックス自動車】ミニバンを「現場事務所」に! 移動時間短縮で効率アップ!!


 オリックス自動車は、ミニバンタイプの商用車に事務所機能を備えた「移動事務所車(オフィスカー)」のレンタル事業を開始した。車両後部にテーブルやイスを配置し、エンジン停止時でも簡易型エアコンを使えるようにするなど執務スペースに改造している。“移動現場事務所”として建設会社からの引き合いが多く、現場と事務所の移動時間短縮による業務効率化、労務の負担軽減が期待できる。このほか、現場敷地の制約や工期の短さから仮設事務所を建設できない場合などにも適している。同社は今後、各地方の営業所に車両を配備していく。

【シンポ&音楽会】「森が学校」10/25@大隈大講堂 パネリストにC・W・ニコル氏、加藤登紀子さん、古谷誠章氏


 森が学校計画産学共同研究会とC・W・ニコル・アファンの森財団は、25日に東京都新宿区の早稲田大学大隈記念大講堂で「『森が学校』計画シンポジウムと森の音楽会」を開く。

【TETSU-1】最強鉄筋工が決定! 第1回の最優秀賞は松田優作氏(飛田鉄筋工業)


 全国鉄筋工事業協会(全鉄筋、内山聖会長)は17日、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターで第1回鉄筋技能大会「TETSU-1 GRAND PRIX」を開いた。各地区の代表34人が一堂に会し、鉄筋組み立ての技能を競い合った。最優秀賞の国土交通大臣賞は、飛田鉄筋工業の松田優作氏が獲得した。写真左から川本氏(2位)、松田氏、南氏(3位)。

2015/10/19

【阪神高速】大規模フレッシュアップに点検ロボ導入! 「みつけるくんK」らの活躍に期待


 より強く、より快適に--。阪神高速道路会社は15日、5号湾岸線フレッシュアップ工事の現場を報道関係者向けに公開した。道路構造物の点検には、同社グループが開発した点検ロボットを終日通行止め工事では初めて導入した。

【建築展】建築士の視点で近代遺産のルーツに迫る「横須賀製鉄所創設150周年」 11/6-10@横須賀市



 神奈川県建築士会横須賀支部(加藤清支部長)は11月6日から10日までの5日間、横須賀市文化会館3階市民ギャラリーで建築展「近代遺産のルーツは横須賀にあり!~横須賀製鉄所創設150周年~」を開く。入場無料。会場では共同開催のフラワー展示も実施する。

【日軽金G】重量1/2 ! アルミニウム橋梁床版が国直轄工事に初採用 老朽橋架替、緊急仮設橋向け


 日本軽金属グループは、アルミニウム床版の売り込みを加速させる。鋼製床版パネル(覆工板)の約2分の1の重量を実現するアルミ床版の優位性を生かし、老朽化した既設コンクリート床版の架け替え需要や緊急仮設橋への対応など幅広くニーズを取り込む。写真は完成した完成した緊急仮設橋。

【オオバ】宮城の復興、明るい未来に貢献! 「まちづくり基金」を設立


 オオバは、東京証券取引所市場第1部銘柄指定記念事業として、宮城県の震災復興を支援する「公益信託オオバまちづくり基金」を設立した。15日に大場昭憲会長と辻本茂社長らが村井嘉浩知事を訪ね、基金設立を報告するとともに、記念の盾を手渡した。写真は左から辻本社長、村井知事、大場会長、清水雄常務執行役員営業本部長。