「あと基礎アンカー」 |
あと基礎アンカーは、金属製アンカー自体が基礎部となって架台を固定する。従来工法で使うコンクリート基礎が不要となるのが特徴だ。これまでは、耐荷重などの問題で施工が難しい場合があったが、せん断強度を2倍に高めることで対応が可能になった。
重量は約3.6㎏。高さは273mm。埋め込み深さは62mm。現場設置では約160㎞程度に達するコンクリート基礎が必要ないために建物への荷重負担は約40分の1に軽減できる。施工後すぐに防水処理ができ、工程や工期の短縮効果も高いという。
同社は、2010年2月から販売を進めてきたが、防水処理との兼ね合いや建物への荷重負担によっては設置が難しい場合があった。太陽光システムの設置需要が高まっていることから、高強度タイプの開発で設置の幅が大幅に上がるとしている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年1月16日12面
0 コメント :
コメントを投稿