信濃町駅(写真:663highland) |
プロジェクトは東鉄工業、東日本旅客鉄道(JR東日本)信濃町駅、桐蔭横浜大学飯島研究室(飯島健太郎准教授)の3者で共同実施する。この提案は、環境省主催の「第7回みどり香るまちづくり企画コンテスト」で、日本アロマ環境協会賞を受賞。副賞として、事業実施に必要な植物の一部が提供されることになっている。
同駅では、シトラス系の香りをベースにしたハーブ緑化を行い清潔感と爽快感をもたらすほか、各種樹木やツル植物によって季節感を演出する。
一部壁面は既に、一般的なポット式に比べて大幅な薄型化が可能な「EGD(エコ・グリーン&デザイン)工法」で緑化されているが、香りを考慮し、季節ごとに適した草花に入れ替えていく。改札内にはスペースを取らない「EGDプランター」を設ける。
日本アロマ環境協会の宇田川僚一理事長は、「人が集まる駅に香りの場を作るという公共性が高く、アイデアも秀でている点を評価した。今後の公共空間における香り環境創出のモデルケースになることを期待している。ぜひ、実現し拡大してほしい」としている。
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