大島架橋事業の模型 |
こうした中、11年3月に発生した東日本大震災では島民が長期間孤立。架橋の必要性が再認識され、県は一部のルートを見直した上で、11年度に新規事業として採択した。復興のシンボルとして12年1月に事業着手式を行い、用地買収などを進めてきた。
取付道路を含む総延長は約6350m。このうち、本体の大島架橋(長さ約360m)は中路アーチ形式で、支間長は東日本最大の300mとなる見込みだ。本体工事は13年度に発注する予定。
このほか、橋梁2カ所とトンネル5カ所、現道改良などを行う予定だ。
今回着工する工事の概要は、二ノ浜1号トンネル(長さ181m)と二ノ浜道路改良工事(同400m)。ともに一般競争入札を実施しており、近く施工者を決める予定だ。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年1月23日6面
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