ヤンマーは29日、大阪市北区で準備を進めてきた新本社ビルの建設工事に起工した。設計は日建設計、施工は竹中工務店が担当し、2014年10月の完成を予定している。規模はSRC造地下2階地上12階建て塔屋2層延べ約2万1000㎡。地下2階から地上4階は商業フロアとし、6階から上にヤンマーグループ本社オフィスが入る。5階は中間免震階とする。
同社は昨年、創業100周年を迎えており、新本社ビルの外観は、これからの100年の航海に漕ぎ出すヤンマーブランドの象徴として、船の舳先(へさき)をイメージしたものとなっている。
同社製のガスヒートポンプエアコンシステムやコージェネレーションシステム、太陽光発電システムを導入し、建物の構造面でも自然採光用ボイドや外壁ルーバーなどを採用するなど環境に配慮したビルとする計画で、一般的なオフィスビルとの比較で57%のCO2排出削減を達成する予定だ。建設地は大阪市北区茶屋町1-32。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年1月31日 11面
0 コメント :
コメントを投稿