首都高速道路会社は26日、建設中の横浜環状北線の中でも大規模構造物となるトラス橋「YK13工区(1)上部工事」の桁送り出し作業を公開した。国内最大支間のダブルデッキ単径間トラス橋で、橋長158mの道路橋工事となる。施工はIHIインフラシステム・駒井ハルテックJVが担当。
橋は大熊川と鶴見川の合流地点にあり、第3京浜の港北ジャンクションと新横浜出入口を結ぶ高架橋部分にある。
送り出し作業は、既に地組みが終わっている120mのトラス桁(2450t)を6基のジャッキを使い、実質4日間で110m送り出す。25日から作業を始め、1日当たり約30mの進捗となる。
この日は1mずつ、6基のジャッキを盛りかえながらゆっくりと送り出しを繰り返した。
近隣の住民も、巨大な構造物がゆっくりと位置を変える様子を興味深く見守った。
桁の送り出し作業は3月1日に完了する予定だ。同工事の工期は2014年4月22日まで。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年2月27日 4面
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