三菱地所が事業用定期借地としてニッピから賃借して開発する「(仮称)千住大橋ポンテグランデTOKYOA街区商業施設開発計画」の地鎮祭が7日、東京都足立区の現地で行われた。同社の強みであるまちづくりと一体となった多機能複合型商業施設を開発する。施工は大成建設。2014年3月の完成を目指す。設計監理は三菱地所設計が担当した。
都市再生機構とニッピが共同で手掛ける京成本線・千住大橋駅南西側約12haの複合開発エリア「ポンテグランデTOKYO」の玄関口に整備する。
規模はS造5階建て延べ3万0574㎡。「“PROLOGO"~千住のまちの鼓動がここから始まる~」を開発テーマに、オープンモールの開放的な広場を設け、にぎわいを生み出す開かれた空間を目指す。1階にはスーパーマーケット、2、3階には大型物販店舗を中心に認可保育所、ファッション・雑貨の店舗、飲食店、4階に貸農園やクリニック、駐車場を設ける。
玄関に設けられる半屋外空間は、「通常時はイベントなどコミュニティー形成に供するもので、災害時には避難施設となる」(三菱地所の柏木寛之商業施設開発事業部副長)としている。
建設地は同区千住橋戸町1-13ほかの敷地1万0213㎡。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年2月8日
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