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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2014/10/31

【現場見学会】ドボジョが両岸の中学生に第二津軽大橋工事を解説 土木の魅力アピール

青森県と三井住友建設・齋勝建設(五所川原市)・白川建設(中泊町)JVは30日、同県中泊町ほかで工事が進む、五所川原車力線道路改築事業(仮称)第二津軽大橋の現場見学会を開いた。同橋が結ぶ岩木川両岸にある、中里中学校、車力中学校の1年生と引率教師など計約140人が参加し、7工区のうち4工区の施工をJV代表者として担当する三井住友建設の女性橋梁エンジニアが土木の魅力などを説明した。写真は説明する高岡さん。

【工業高校キャラバン】熊谷校からスタート! 現場から未来の担い手に魅力語る

建設産業戦略的広報推進協議会が新たに始める『工業高校キャラバン』が30日、埼玉県立熊谷工業高等学校(熊谷市)を皮切りにスタートした=写真。世界一の高さを誇る東京スカイツリーの建設に携わった技術者らが登壇し、未来の担い手たちに建設業の魅力などを直接語りかけた。
 キャラバンは通常授業の一環として実施。今回は女子7人を含む同校建築科の2年生35人が受講した。

【本】東京駅が4時間で浸水も…警鐘鳴らす『首都水没』土屋信行著

8月20日、広島市を襲った記録的な集中豪雨は甚大な被害をもたらした。大水害は首都東京においても免れない、と警鐘を鳴らすのが本書だ。
 まず、地形的な問題がある。「関東平野の一番低い場所、すなわち洪水が起こったら絶対に水が集まってくる場所に東京がある」。江戸開府以来、首都の水はけをよくするために利根川東遷が行われてきたが、堤防一枚で東京から銚子へ無理やり流れをそらしたものなのだ。それが如実に現れたカスリーン台風の洪水は、開府400年の利根川に対する人為をあざ笑うかのように、東遷以前の利根川、太日川の川筋をたどった。

2014/10/30

【士会連合会】「建築士はどうやって社会の期待に応えるのか」 全国大会ふくしま大会

防災や災害対応に際して、建築士はどうやって社会の期待に応えるのか--。日本建築士会連合会(三井所清典会長)が24、25の両日、福島県郡山市で開いた第57回「建築士会全国大会ふくしま大会」では、この命題について幾度となく議論が重ねられた。初日の24日、式典で来賓あいさつした地元郡山市の品川萬里市長は、会場となったビッグパレットふくしまでも多くの避難者を受け入れたことに触れながら、「県下の公共建築はほとんどが避難場所となったが、われわれが避難することができたのも皆さんの建築技術と建築家精神のたまもの」と語った。その上で「日本は多くの自然災害が発生する。皆さんのお力でわたしたち国民が安心して暮らせる家屋やビルをこれからも建設してもらいたい」と建築士の活躍に期待を込めた。

【関西ペイント】ゆるキャラGに「しっくい丸」登場! 激戦を制するのは誰だ!?

関西ペイントは、11月1日から3日までの3日間、中部国際空港セントレアで開かれる「ゆるキャラグランプリ2014」に出展する。同イベントには、日本の伝統建材である漆喰を手軽に扱いやすく塗料化した製品「アレスシックイ」のPRキャラクターである「しっくい丸」=写真=がエントリーしており、現在企業部門で14位、総合部門57位にランクインしている。会期中に投票されたポイントが加算され、最終順位が決定する。

【New防寒着】暖かくかっこよくモデルチェンジ! 大豊建設

大豊建設は、社員向けの防寒着をモデルチェンジした。動きやすさとスタイリッシュな見た目にこだわり、カラーも従来のベージュからネイビーに変更してイメージを一新した。防寒性と防水性も向上させている。ブルゾン664着と寒冷地向けの防寒ズボン75着を製作し、既に配布している。

2014/10/29

【募集】スマホ用アプリ「ガイド東北」製作パートナー求む! 東北整備局ら

スマートフォンなどから観光・商業情報のほか、防災、環境、インフラなどさまざまな情報を発信するアプリ「ガイド東北」の製作に向けて協議する「ガイド東北委員会」の初会合が27日、仙台市青葉区の東北地方整備局で開かれ、製作方針やパートナーの募集要項を決めた。

【進め!解体機】コベルコ建機がフェア開催 フルラインアップが集結!

コベルコ建機と、販売子会社の東日本コベルコ建機は27日、千葉県市川市にある東日本コベルコ建機の市川センターで、「コベルコ解体機フェア」を開いた=写真。東京五輪関連や都市再生に向けてビル解体の需要が増えていることから、解体機専用の展示会・試乗会として、初めて開催した。

【けんせつ小町】11人が太田国交相を表敬訪問 「大きな流れ、リードして」とエール

日本建設業連合会が、建設業で活躍する女性技術者・技能者の愛称を『けんせつ小町』に決定したことを報告するため、愛称選考委員を務めたゼネコンの女性社員11人が28日、太田昭宏国土交通相を表敬訪問した=写真。太田国交相は、一人ひとりに専門分野を尋ねながら、「リード役になって大きな流れをつくってもらいたい」と激励。終始、なごやかな雰囲気で『けんせつ小町』たちと懇談した。

2014/10/28

【坑内火災対策】火を起こし煙を充満させ…前田建設と釧路コールマインが緊迫の合同訓練

前田建設が、国内唯一の坑内掘石炭生産会社である釧路コールマイン(北海道釧路市)とトンネル災害対策の合同訓練を実施している。業種・業態の異なる両社だが、ともに専門の救護隊を持ち、「安全対策に関しては同じ理念を持っている」(釧路コールマイン救護隊の松金孝生隊長)。しかし、ありきたりな訓練ではない。坑内火災の想定どおり、実際に火を起こして坑内に煙を充満させる。マスクと静電防止服に身を包んだ隊員たちは、酸素呼吸器を背負って高温と濃煙に満たされた坑内に入る。装備や行動に一切のミスが許されない緊迫の現場を取材した。

【教えて!ケンコンさん】建コン協北陸支部が子ども向けPR動画作成 建設コンサルを紹介

建設コンサルタンツ協会北陸支部(寺本邦一支部長)は、小・中・高校生や市民を対象にしたPR動画を作成した。建設コンサルタントの仕事の内容や魅力を分かりやすく伝え、工学系大学生の入職促進につなげていくのが狙い。

【ハロウィン】これが建設プロ集団の仮装だ! イマムラが「ハロウィン・パレード」初参加


塗装やリフォームなどの工事を手掛けるイマムラ(川崎市川崎区、今村文治代表取締役)は、26日に川崎市内で開かれた「ハロウィン・パレード」に初参加した=写真。
 約15人が「進撃の巨人」や「アナと雪の女王」のコスチュームを身にまとい、建設プロ集団の仮装を披露した。

2014/10/27

【Build Live Japan 2014】BIM最優秀に前田チーム 学生チームは芝浦工大に

表彰を受けるスカンクワークス
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の腕を競い合う設計コンペ「Build Live Japan 2014」(主催・IAI日本)の審査結果が23日に開かれたイベント「Archifuture2014」会場で発表され、参加10チームの中から、前田建設工業などの企業チーム「スカンクワークス」と芝浦工大の学生チーム「カラスミ」が最優秀賞に輝いた=写真。

【現場最前線】国内最深72mの発進立坑を掘削 JSの芝浦~森ヶ崎連絡管工事

前田建設工業・鴻池組JVが建設する深さ71.8mの立坑
日本下水道事業団(JS)は、国内最大深度まで掘削する立坑工事を行う東京都芝浦水再生センター・森ヶ崎水再生センター間連絡管建設工事現場と、MBR(膜分離活性汚泥法)の実用化実験を行う技術開発実験センターを公開した。
 連絡管建設工事は東京都下水道局から受託。発進立坑は前田建設工業・鴻池組JVが受託し深さ71.8mの立坑を構築している。この深度での掘進は「日本で最深度クラス」(菅井雅之日本下水道事業団関東・北陸総合事務所施工管理課主幹)といい、掘削する土量は2万1508m3に及ぶ。立坑の構築にはニューマチックケーソン工法を採用。1カ月に約5mずつ掘削していく。この立坑から連絡管を掘削するシールドマシンを発進させるため、最深部の断面にはシールドのカッタービットで切断でき、コンクリートの代替として利用できる炭素繊維のNOMSTを採用している。現在は24m付近まで掘削が進んでおり、2015年11月下旬に完成する予定だ。

【建設現場へGO!】みなさんで使って下さい ロゴを無料公開開始!


建設産業戦略的広報推進協議会は、建設産業の総合ホームページ「」のロゴマークを広く開放する。キャッチコピー『未来をつくる君たちへ』をもとに作成したロゴマークのバナーを提供し、協賛団体や会員企業のホームページに掲載してもらう。11月末にも無償でダウンロードできるようにし、ポスターやチラシ、名刺、看板などにも自由に活用してもらいたい考えだ。

2014/10/26

【現場の逸品】床材をしっかり接着、でも剥がしやすいシリコーン系接着剤 セメダイン

「伸縮と拘束の相反する性能を同時に確保できた」。セメダイン営業統括本部の堀大祐氏は、11月から販売する木質床材用接着剤『フロアロック110』への手応えを口にする。床仕上げ工事では拘束性にすぐれた接着力を誇るウレタン樹脂系接着剤が主流になっているが、作業時に誤って床表面に付着させると、剥(は)がすのに一苦労する難点がある。同社は変成シリコーン樹脂系の素材を使い、強い接着性を保持しながらも剥がしやすい接着剤の開発に成功した。

【BIM】ジョブズが支援した「ArchiCAD」誕生から30年 デザインフリーダムを実現

グラフィソフト(本社・ハンガリー)のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト『ArchiCAD』が誕生から30年の節目を迎えた。ズヴェーニ・ルックス・ミクロシュ副社長(写真左)は「グローバルであり続けるため、ローカルを常に意識してきた」と、これまでの歩みを振り返る。開発の方向性は時代とともに変化し、現在は「デザインフリーダムという考え方に行き着いた」と強調する。

【技あり】現場の資機材をICタグで無人積み込み・搬送! 大林組が実用化

大林組が開発した、建設現場の資機材を水平搬送するロボットが現場の省力化に大きく寄与している。ことし6月に開業した虎ノ門ヒルズの現場で、このロボットを活用した「自動搬送システム」を初適用し、従来の搬送方式に比べて2分の1から3分の1程度に省力化する成果を残した。現在は、商業施設などワンフロアの面積が大きく、長尺な資機材の搬送が多い現場向けに、けん引型のロボットも開発して試験適用を始めた。

2014/10/25

【現場最前線】鉄骨建方精度は万全! 長野駅新駅ビル(仮称) 新築他

2015年3月の北陸新幹線金沢延伸開業を見据え、長野市が実施する長野駅善光寺口駅前広場整備に合わせる形で、東日本旅客鉄道(JR東日本)が進めている同駅改良工事や善光寺口の新駅ビル新築などの工事が大きな節目を迎える。25日から仮設通路を閉鎖して東西自由通路に切り替え、11月21日には既存駅ビル(MIDORI長野)と新駅ビルの各一部フロアが東西自由通路と直結し、先行オープンする。新駅ビルなどの施工を担当する鉄建・大林組JVの河合和彦作業所長は「この2つの山を乗り越える大事なとき」と気を引き締める。

【素材NOW】寿命5万時間のデバイス! デザイン自在の有機EL照明 カネカ

カネカ(大阪市)は、世界最高水準となる約5万時間の寿命を実現する有機EL照明デバイスの開発に成功した。一般的なLED(発光ダイオード)照明の推定寿命は約4万時間だが、劣化のメカニズムを精査し、デバイス構造や製膜条件を最適化することにより、長寿命化を実現した。

【広報誌】日建連四国支部の「LOOP4」 親子見学会レポや多彩なエッセイ収録

日本建設業連合会四国支部(安藤進支部長)は、広報誌『LOOP4(ループフォー)』54号を発刊した=写真。旧日本土木工業協会四国支部のころから毎年この時期に発行しており、読みやすく、内容も充実しているため好評を得ている。

2014/10/24

【首都高速】磁石で鋼橋に張り付き移動! 遠隔点検装置「やもりん」を開発

首都高速道路会社は、インフラ維持管理が本格化する中で、構造物の点検技術の高度化の一環として、磁石式鋼橋点検装置「やもりん」の1号機(デモ機)=写真=を開発した。無線による遠隔操作で構造物を点検するシステムで、ネオジム磁石を採用した車輪で鋼桁に密着して移動し、搭載したカメラによって対象物を状況を把握できる。鋼桁外部や内部の段差などを乗り越えて点検できるのが特徴。走行用ベルト式の開発も進めるなど、今後、実用機の開発を加速させる。現在、特許出願手続中。

【絵・作文コン】未来のあおもり描く最優秀賞は作文・平田さん、絵画・一戸さん

大成建設東北支店安全衛生環境協力会青森支部の未来をかたちに実行委員会(勝又清恵委員長)は18、19の両日、青森市の観光物産館アスパムで「未来のあおもりの街コンクール」の表彰式と作品展を開催した=写真。最優秀賞は絵画部門が一戸若奈さん(戸山西小6年)の『自然との暮らし』、作文部門は平田麻衣さん(新城小6年)の『もっとにぎやかな青森市を目指して』がそれぞれ選ばれた。

【家やまちの絵本コン】国交大臣賞に小林さんの「サンタのおくさん!?」 住団連

住宅生産団体連合会(住団連)は、住生活月間中央イベント実行委員会の主催、住団連が共催した第10回「家やまちの絵本」コンクールの結果を発表した。今回は604件の応募があり、27人(組)が受賞した。国土交通大臣賞には子どもの部の小林真子さん(千葉県市川市、小学4年生)の作品「サンタのおくさん!?」が選ばれた。表彰式は11日に広島市内で開かれた住生活月間中央イベント式典にあわせて行われた。

2014/10/23

【山下PMC】業界変革の時-改正品確法とアベノミクスによる発注トレンドの変化 2020以降の建設学

公共工事の品確法(品質確保促進法)が、ことし2014年6月、あまり大きな話題になることもなく静かに改正された。“静かに”と表現したのは、これから先、この法改正が建設業界に与える図り知れない影響度合いを考えた時、その取り扱いや受ける側の反応が少しおとなしいように感じられたからだ。

【現場見学会】阪神高速の「大和川線トンネルがっこう」 小学生110人が参加

阪神高速道路会社は22日、沿線小学校を対象とした現場見学会「大和川線トンネルがっこう」を開いた。2011年度にスタートし、今回が4回目となる。堺市立東浅香山小学校5年生の3クラス計110人が見学した。トンネル内を現場教室とし、測量や土留め壁の実験などを体験した。写真はシールドトンネルの説明を聞く生徒たち。

【インタビュー】いざという時、どうする? 子どもに防災を教える中井佳絵さん

防災・減災セミナーの講師として、全国各都市で災害のメカニズムや避難方法、避難場所など、いざという時に適切な行動がとれるように、子どもたちを中心に分かりやすく教えている。もともとは地球温暖化に関する出前講座を中国・四国地方で行っていたが、広島県庄原市を襲った集中豪雨をきっかけに、「災害時に、子どもたちにすぐにしなければならないことを伝えなくては」と強く感じ上京。2010年に防災士の資格を取得し、模型や映像、クイズなどを通じて防災・減災に関する知識やノウハウを分かりやすく解説している。

【女性技術者・技能者】愛称は、「けんせつ小町」に決まる! 日建連が公式用語に

女性技術者・技能者の愛称は「けんせつ小町」--。
 日本建設業連合会(中村満義会長)は22日、土木、建築、設備、機械を始め多くの職種で働く女性の技術者と技能者の愛称を、「けんせつ小町」に決定したと発表した。17人の選考審査会委員すべてが女性で、応募総数2940件の中から絞り込んだ。

2014/10/22

【JIA東北建築学生賞】原発事故と向き合う「FUKUSHIMAと成る」 最優秀は水上さんら

日本建築家協会東北支部(JIA東北、辺見美津男支部長)の第18回JIA東北建築学生賞の公開審査が17日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで行われた。提出があった13校38作品の中から水上剛さんと鶴田祥吾さん、鵜沼祥さん(国際情報工科大学校)の『FUKUSHIMAと成る』が最優秀賞に選ばれた=写真。

【働き方】所長経験8現場目の早坂淳子さん シフトやりくり、夫と連携で育児両立

大学では建築学科で計画系を学び、1989年、長谷工コーポレーションに入社してから、一貫して現場を歩いてきた。いま所長として統括している埼玉県狭山市のマンションで15現場、所長としては8番目の現場となる。自身、この間に現在大学生になる娘を育て上げた。

【なにわ建築フェスタ】建築事務所の仕事を知ってほしい! イオンモールで大阪事協が開催

 
大阪府建築士事務所協会(佐野吉彦会長)は18、19の両日、大阪市鶴見区のイオンモール鶴見緑地で「なにわ建築フェスタ2014」を開いた。建築士事務所の仕事を市民向けに広くアピールすることを目的に毎年この時期に開催。建築作品や児童画コンクールの作品展、体験コーナーなどを設け、大勢の来場者でにぎわった。

2014/10/21

【富士山】噴火に備え3県合同で防災訓練 中部地整が土石流対策と道路啓開

山梨、静岡、神奈川の3県と関係市町、国、防災関係機関による富士山噴火に備えた合同防災訓練が19日に開かれた。このうち、中部地方整備局は、静岡県御殿場市の畑岡会場で、火山噴火に起因する土石流への対策や路上に放置され火山灰に覆われた車両を排除し、道路を啓開するといった実働訓練を行った。写真はホイールローダーで車両を撤去する様子。

【まちづくりコン】最優秀は宮下さんらの「港を耕す」 横浜の海いかした都市提案

みなと総合研究財団(金田孝之理事長)は19日、横浜市中区のメルパルク横浜で「よこはまの海を活かしたまちづくりコンペ」の公開審査を開いた。市民審査員を含めた投票の結果、みなと総研理事長賞(最優秀賞)は、関東学院大建築・環境学部の宮下平志郎さんらが提案した「海を耕す」(=写真)を選定した。受賞作品は25、26日に横浜・赤レンガ倉庫で実施される東京湾大感謝祭に展示する。

【国際デザインコンペ】柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)が最優秀賞

成瀬・猪熊建築設計事務所が千葉県柏市で設計した「柏の葉オープンイノベーションラボ(KOIL)」=写真=が国際デザインコンペティション「2014 Best of Asia Pacific Design Awards」で1000㎡以上を対象としたコーポレートスペース部門の最優秀賞を受賞した。

【復興支援】霞が関に「復興マルシェ」が登場! 宮城、福島の特産品を販売

三井不動産グループは、東日本大震災復興支援の一環として20、21日に東京都千代田区の霞テラスで宮城県石巻市、気仙沼市の水産加工品や特産品を販売する「霞マルシェ2014」を開催している=写真。

2014/10/20

【UIAで最優秀受賞】20年間、仙台のNPOで建築教育を続けた渋谷セツコさん

都市や建築のデザイン手法を応用して教育活動に取り組んでいるNPO建築と子どもたちネットワーク仙台(渋谷セツコ代表、建築事務所アク・アク副代表)の「子どもたちが応援する歴史的建造物の震災復興~地域・小学校等との協働プロジェクト」が、UIA(国際建築家連合)のUIA建築と子どもゴールデンキューブ賞(組織賞)の最優秀を受賞した。8月にダーバン(南アフリカ)で行われた受賞式に出席した渋谷代表に、20年以上にわたる活動を振り返ってもらった。

【出前講座・関西】専門学校生234人が鉄筋結束、圧接に挑戦! 関西鉄筋らが指導

関西鉄筋工業協同組合(岩田正吾理事長)と関西圧接業協同組合(濱野功理事長)は16日、大阪市西淀川区の修成建設専門学校で「出前講座」を開いた。講座には鉄筋のメーカーとして中山鋼業も参加し、建築学科、空間デザイン学科、住環境リノベーション学科、建築CGデザイン学科、専科の学生計234人が鉄筋の組み立てと圧接作業を体験した。写真は圧接作業の様子。

【出前講座・愛知】愛知建協が半田工高で研修会 8校20人の教師が参加

愛知県建設業協会(徳倉正晴会長)は16日、愛知県半田市の県立半田工業高等学校で、2014年度建設系高校教師スキルアップ研修会を開いた。県内の建設系高校8校から参加した教師20人は、左官、鉄筋、型枠、足場組み立ての4班に分かれ、各専門工事業から招いたインストラクターの指導を受けながら、作業実習を行い、技能向上を図った。写真は左官の実習。

2014/10/19

【G空間EXPO14】測量関係4団体が地理空間情報フォーラム開催 11月13日~15日

「G空間EXPO2014」が11月13日から15日までの3日間、東京都江東区の日本科学未来館で開かれる=写真。その中のイベントの1つとして、日本測量協会など測量関係4団体が、地理空間情報フォーラム2014を開く。

【建築】人感センサーと活動量計が「快適」を演出 東芝のスマートホーム

家が人の行動を検知し、快適な暮らしを提供する--。東芝が府中工場(東京都府中市)に開設した実証スマートホームでは、そんな近未来の住まいを体感できる。丸山竜司コミュニティ・ソリューション事業部長は「環境(エネルギー)だけでなく、心(快適性)や体(ヘルスケア)にも優しい家が東芝の目指すカタチ」と強調する。そこには、人感センサーと設備機器が密接につながった究極の暮らしがある。

2014/10/18

【3次元計測】3学会が枠超えシンポ 協力して知見を発信、産業界とのコラボも視野に

3次元計測に対する産業界のニーズが高まりを見せる中で、レーザースキャニング技術と写真測量技術の研究者たちが協力し合い、その知見を積極的に発信する動きに発展している。
 9月に東京都文京区の東京大学山上会館で開かれた3次元計測の研究成果を集めたシンポジウム「3Dレーザースキャニング&イメージング」。主催した動体計測研究会(会長・近津博文東京電機大教授)は、日本写真測量学会(同)と精密工学会大規模環境の3次元計測と認識・モデル化技術専門委員会(委員長・増田宏電気通信大教授)などの共催を得て開催にこぎ着けた。

【現場の逸品】100mm厚でも簡単施工の断熱材 キューワンボードST

2015年4月から改正省エネ基準(13年度基準)への完全移行がスタートする中、窓などの開口部性能を強化する動きに呼応するように、屋根充填断熱には厚さ100mm以上の断熱材が必要になる。アキレスが11月に販売する硬質ウレタンフォーム断熱材『キューワンボードST』は、製品両端にスリット加工を施す工夫によって、100mmを超える厚さでも施工しやすい。

2014/10/17

【リニア】工事実施計画認可 品川、名古屋駅など先行

国土交通省は17日、東海旅客鉄道(JR東海)が2027年の開業を目指すリニア中央新幹線(品川~名古屋間)の工事実施計画(その1)を認可した。その1は土木構造物を中心に審査した。太田昭宏国交相が柘植康英JR東海社長に認可書を手渡した=写真。JR東海は、事業説明会の開催に並行して、工事発注を含めた準備作業を本格化させる。

【安藤忠雄】「果敢に攻めていけ」 訪問の海外研修生8人を激励 

大阪府国際交流財団が実施している「大阪府海外短期建築・芸術研修生招聘事業」の研修生8人が15日、大阪市北区の安藤忠雄建築研究所を訪問した。出迎えた安藤氏は研修生と歓談し、「これから難しいことにも積極的に挑戦してもらいたい」と激励した。

【鹿島道路】イメージキャラ登場! 名前は11月中旬に決まる見通し

鹿島道路は、社名の「鹿」を題材とした同社のイメージキャラクターを制作した=写真。顧客や地域から親しみをもってもらうため、販売促進や地域貢献活動などに使用し、同社の魅力や特色をPRすることで、さらなるイメージアップを図る。

【ザハ・ハディド】日本初の大規模個展、明日18日から新宿で開催

東京都新宿区の東京オペラシティアートギャラリーで、18日から12月23日まで「ザハ・ハディド」展が開かれる。日本初の大規模個展として、ザハ氏のこれまでの作品と現在の仕事を紹介し、その設計思想を明らかにする。

2014/10/16

【復興特別版】多賀城市の災害公営住宅第1号が竣工 各世代つなぐ環境を提供

宮城県多賀城市が、同市で第1号の災害公営住宅として都市再生機構に委託して建設工事を進めていた「多賀城市営桜木住宅」が竣工、17日に待望の入居式が開かれる。実施設計と施工は鴻池組・橋本店JVで担当した。

【日事連建築賞】会長賞に糸満漁民食堂 建物の「柔らかさと優しさ」評価

日本建築士事務所協会連合会(大内達史会長)は、30回目となる2014年度日事連建築賞の受賞者を発表した。国土交通大臣賞に竹中工務店の『大阪木材仲買会館』、日事連会長賞に山崎健太郎デザインワークショップの『糸満漁民食堂』が選ばれた=写真。このほか、優秀賞6点(一般建築部門3点、小規模建築部門3点)、奨励賞10点(一般建築部門5点、小規模建築部門5点)も選定した。

【ブルネル賞】鉄道に関する優良デザイン「駅舎部門」で東京駅など4駅が受賞

鉄道に関するあらゆる分野の優良デザインを表彰する国際的なデザインコンペである第12回ブルネル賞(駅舎部門)に、日本から東京駅(東日本旅客鉄道)=写真、日立駅(同)、上州富岡駅(上信電鉄)、中村駅リノベーション(土佐くろしお鉄道)が選ばれた。

【緊急インタビュー】相次ぐ地盤関連災害、東大の古関潤一教授と日本グラウト協会の中森保会長に聞く!

広島で起きた大規模土砂災害

液状化や造成宅地の滑動崩落、そしてことし8月に発生した広島市の土砂災害など、地盤工学の必要性が増している。自然災害における地盤の安全性について、東大の古関潤一教授と、日本グラウト協会の中森保会長にインタビューしました。