山梨、静岡、神奈川の3県と関係市町、国、防災関係機関による富士山噴火に備えた合同防災訓練が19日に開かれた。このうち、中部地方整備局は、静岡県御殿場市の畑岡会場で、火山噴火に起因する土石流への対策や路上に放置され火山灰に覆われた車両を排除し、道路を啓開するといった実働訓練を行った。写真はホイールローダーで車両を撤去する様子。
当日は、富士山南東側山腹の標高2000m付近で噴火が起き、噴煙が高度2万mまで達し、火口から溶岩流が噴出したとの想定で実施した。
道路啓開訓練では、まずホイルローダーで路上の放置車両を移動し、路面上に溜まった灰に見立てた土砂を除去。次いで、モーターグレーダーで整地し、散水車で路面に水をまいて粉じんを抑える作業を実践した。
また、土石流対策として、リモコン操作でバックホウによる掘削を行い、流出土砂を貯留する容量を確保する堆積工の訓練を実施したほか、土石流の流下方向を変えるため、クレーンでブロックを据え付ける導流堤の作業手順などを確認した。
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当日は、富士山南東側山腹の標高2000m付近で噴火が起き、噴煙が高度2万mまで達し、火口から溶岩流が噴出したとの想定で実施した。
道路啓開訓練では、まずホイルローダーで路上の放置車両を移動し、路面上に溜まった灰に見立てた土砂を除去。次いで、モーターグレーダーで整地し、散水車で路面に水をまいて粉じんを抑える作業を実践した。
導琉堤の設置 |
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