日本スポーツ振興センター(JSC)は7日、国立競技場解体に伴う銘盤移設工事の現場を報道公開した=写真。施工は村本建設で9月17日から進めている。
同社の立道亨東京土木工事事務所総括所長は「四方に留められたフックを切断するとコンクリートが詰め込まれていることが分かった。そのため、施工方法を急きょ変更した」とした上で、「上段のフックは上から、下段のフックは側面から切断機を挿入してフックを切断。その後、コンクリートを削り、1日1枚の取り外しを目標に作業を着実に進めている」と工事の進捗を説明した。
また「歴史的重みのある物を取り扱うため、作業中は終始緊張感が張り詰めている。1枚1枚が無事に取り外されるたびに達成感を得られる」などと話した。
銘盤は1枚が高さ2m、幅1.05m、厚さ60mmmで、全54枚。1965年に開催された東京五輪の優勝者319人の名が刻まれている。年内には全銘盤の取り外しを終える予定だ。JSCは、取り外した銘盤を秩父宮記念スポーツ博物館倉庫(東京都足立区)に一時保管、20年東京五輪に向けて建設する新国立競技場内に整備する秩父宮記念スポーツ博物館・図書館に保管される予定だ。
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同社の立道亨東京土木工事事務所総括所長は「四方に留められたフックを切断するとコンクリートが詰め込まれていることが分かった。そのため、施工方法を急きょ変更した」とした上で、「上段のフックは上から、下段のフックは側面から切断機を挿入してフックを切断。その後、コンクリートを削り、1日1枚の取り外しを目標に作業を着実に進めている」と工事の進捗を説明した。
また「歴史的重みのある物を取り扱うため、作業中は終始緊張感が張り詰めている。1枚1枚が無事に取り外されるたびに達成感を得られる」などと話した。
銘盤は1枚が高さ2m、幅1.05m、厚さ60mmmで、全54枚。1965年に開催された東京五輪の優勝者319人の名が刻まれている。年内には全銘盤の取り外しを終える予定だ。JSCは、取り外した銘盤を秩父宮記念スポーツ博物館倉庫(東京都足立区)に一時保管、20年東京五輪に向けて建設する新国立競技場内に整備する秩父宮記念スポーツ博物館・図書館に保管される予定だ。
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