【走れ!bicycle】港区が自転車シェアリング開始 海外からの観光客視野に

東京都港区は1日、区内約15カ所に設置されたサイクルポートから自転車を借り、返却できる「港区自転車シェアリング」サービスを開始した。それに伴い同区の虎ノ門ヒルズでオープニングセレモニーを開催した＝写真。運営事業者はNTTドコモで、ポートの用地提供として森ビルが協力している。

　このサービスは24時間いつでも電動アシスト自転車を借り、どのポートにも返却ができるというもの。料金プランは、月額使用料が無料で30分ごとに100円が加算される1回会員と、月額使用料が1000円で30分以内であれば何度も利用することができる月額会員の2種類。事前にクレジットカードの登録が必要となる。
　武井雅昭区長はあいさつの中で「ビジネスなどの日常的な利用に加え、海外からの観光客の利用も見込んでいる。2020年のオリンピック開催時には国内外から多くの観光客が訪れることが予想される。それまでには港区だけでなく、他区との連携によって広域展開を図っていきたい」との考えを示した。
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