大学で建築教育に携わる建築家らで構成する一般社団法人の日本建築設計学会が発足し、本格的に活動を開始した。会長には京大准教授の竹山聖氏(写真左)、副会長は神戸大教授の遠藤秀平氏(写真右)らが就任。文化としての“建築”を社会にアピールするとともに、若手建築家の育成にも尽力していく。
3日、大阪市内で開かれた記者会見で竹山会長は「当学会は既存の建築系団体に欠けている部分を補う存在。社会には愛してもらえる建築、若手には建築の喜びを伝えていきたい」と抱負を述べた。
同協会は、2009年にスタートした大学3年生を対象とする建築新人戦を運営する「KASNET」が母体となり、ことし4月に設立。現在の会員数は約200人で、全国各地の大学の建築系教職員や建築設計実務に携わる建築家、学生らで構成する。副会長には遠藤氏のほか、中村勇大(京都造形芸大)、李暎一(ホーチミン建築大)、萬田隆(大阪産大)の3氏が就いている。
今後は、次代を担う人材の発掘を目的とした日本建築設計学会賞の新設を予定している。そのほか、建築新人戦の運営支援、建築設計関連書籍の出版、公正・公平で開かれた設計者選定方式の研究などを活動内容とし、5年後には1000人程度まで会員数を増やしたい考えだ。
事務局は大阪市北区扇町2-1-7の関テレ扇町スクエア内に置く。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
3日、大阪市内で開かれた記者会見で竹山会長は「当学会は既存の建築系団体に欠けている部分を補う存在。社会には愛してもらえる建築、若手には建築の喜びを伝えていきたい」と抱負を述べた。
同協会は、2009年にスタートした大学3年生を対象とする建築新人戦を運営する「KASNET」が母体となり、ことし4月に設立。現在の会員数は約200人で、全国各地の大学の建築系教職員や建築設計実務に携わる建築家、学生らで構成する。副会長には遠藤氏のほか、中村勇大(京都造形芸大)、李暎一(ホーチミン建築大)、萬田隆(大阪産大)の3氏が就いている。
今後は、次代を担う人材の発掘を目的とした日本建築設計学会賞の新設を予定している。そのほか、建築新人戦の運営支援、建築設計関連書籍の出版、公正・公平で開かれた設計者選定方式の研究などを活動内容とし、5年後には1000人程度まで会員数を増やしたい考えだ。
事務局は大阪市北区扇町2-1-7の関テレ扇町スクエア内に置く。
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