日本建築協会(香西喜八郎会長)は18日、オオサカマーチャンダイジング・マート(OMM)ビルで「読者と選ぶ『建築と社会』賞」と「青年建築家・青年技術者の顕彰」の表彰式を開いた。「建築と社会」賞には作品部門4点と論考部門3点、青年技術者の顕彰には5部門26人を選出し、香西会長から受賞者に表彰状と記念品が贈られた。写真は「建築と社会賞」受賞者。
読者と選ぶ「建築と社会」賞は、会誌『建築と社会』の趣旨にふさわしい、社会性・環境などに配慮した有意義な建築作品や論文記事を顕彰するもので、2001年に制定された。選考委員を務めた田中直人島根大特任教授は「論考部門はいずれも建築と社会のありようについて、ひとつの回答が書かれていた。作品は実際に見学して選考した」と話し、個別講評を述べた。
青年建築家・青年技術者は、満35歳以下の若手建築家・技術者を顕彰する制度。選考委員長を務めた米井寛編集委員長は「個人としていかにプロジェクトにかかわっているかが評価ポイントだった。資料を見ていると皆さん控えめなかかわり方だったが、当会の理念と合致したプレゼン内容だった。受賞者のすべてが組織事務所とゼネコンの方で、今後はアトリエ系の方にも参加してほしい」と述べた。
受賞者は次のとおり(敬称略)。
=読者と選ぶ「建築と社会」賞=
〈論考部門〉
▽人口減少、高齢化時代の集約型都市圏構造~京都府丹後地方を事例に~=矢作弘龍谷大教授。
▽伊勢神宮と式年遷宮=飯田喜四郎愛知工業大客員教授。
▽インタビュー 建築を見る写真家のまなざし=村井修(写真家)。
〈作品部門〉
▽中之島フェスティバルタワー=朝日新聞社、日建設計、竹中工務店。
▽旧ジェームス邸=ノバレーゼ、竹中工務店。
▽IDEC本社・技術研究センター=IDEC、鹿島。
▽上村工業新中央研究所=上村工業、東畑建築事務所、竹中工務店。
=青年建築家・青年技術者の顕彰=
〈設計・計画〉
▽上野山貴嗣(安井建築設計事務所)▽大平卓磨(竹中工務店)▽岡田惇史(日建設計)▽北川拓哉(昭和設計)▽杉山和也(竹中工務店)▽曾我部暁人(東畑建築事務所)▽廣富純(佐藤総合計画)▽逸見篤俊(大林組)▽若江直生(日建設計)▽堀沙樹(竹中工務店)。
〈構造〉
▽足立幸多朗(安井建築設計事務所)▽久保山寛之(清水建設)▽蔵野昌浩(大林組)▽下西智也(日建設計)▽高山直行(竹中工務店)。
〈設備〉
▽泉孝典(大林組)▽堤美沙子(鹿島)▽中下一成(竹中工務店)▽中村友久(清水建設)▽西山敏史(竹中工務店)▽藤井拓郎(日建設計)。
〈施工〉
▽綛田良樹(鹿島)▽佐藤有希(大林組)▽空久保光(竹中工務店)▽長谷洋司(大成建設)。
〈その他(情報)〉
▽粕谷貴司(竹中工務店)。
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読者と選ぶ「建築と社会」賞は、会誌『建築と社会』の趣旨にふさわしい、社会性・環境などに配慮した有意義な建築作品や論文記事を顕彰するもので、2001年に制定された。選考委員を務めた田中直人島根大特任教授は「論考部門はいずれも建築と社会のありようについて、ひとつの回答が書かれていた。作品は実際に見学して選考した」と話し、個別講評を述べた。
青年建築家・技術者顕彰 |
受賞者は次のとおり(敬称略)。
=読者と選ぶ「建築と社会」賞=
〈論考部門〉
▽人口減少、高齢化時代の集約型都市圏構造~京都府丹後地方を事例に~=矢作弘龍谷大教授。
▽伊勢神宮と式年遷宮=飯田喜四郎愛知工業大客員教授。
▽インタビュー 建築を見る写真家のまなざし=村井修(写真家)。
〈作品部門〉
▽中之島フェスティバルタワー=朝日新聞社、日建設計、竹中工務店。
▽旧ジェームス邸=ノバレーゼ、竹中工務店。
▽IDEC本社・技術研究センター=IDEC、鹿島。
▽上村工業新中央研究所=上村工業、東畑建築事務所、竹中工務店。
=青年建築家・青年技術者の顕彰=
〈設計・計画〉
▽上野山貴嗣(安井建築設計事務所)▽大平卓磨(竹中工務店)▽岡田惇史(日建設計)▽北川拓哉(昭和設計)▽杉山和也(竹中工務店)▽曾我部暁人(東畑建築事務所)▽廣富純(佐藤総合計画)▽逸見篤俊(大林組)▽若江直生(日建設計)▽堀沙樹(竹中工務店)。
〈構造〉
▽足立幸多朗(安井建築設計事務所)▽久保山寛之(清水建設)▽蔵野昌浩(大林組)▽下西智也(日建設計)▽高山直行(竹中工務店)。
〈設備〉
▽泉孝典(大林組)▽堤美沙子(鹿島)▽中下一成(竹中工務店)▽中村友久(清水建設)▽西山敏史(竹中工務店)▽藤井拓郎(日建設計)。
〈施工〉
▽綛田良樹(鹿島)▽佐藤有希(大林組)▽空久保光(竹中工務店)▽長谷洋司(大成建設)。
〈その他(情報)〉
▽粕谷貴司(竹中工務店)。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
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