持ち寄った支援物資の前で、整備局と青年会議のメンバー |
訓練は、午前5時10分に相模湾沖に震度7強の巨大地震が発生し、被災した関東南部の支援に向かう想定で実施した。支援物資の情報を「災害ナビ」に投稿し、社会貢献委員会(國方広一郎委員長)が情報を整理した上で斉藤会長が集合を指示。午前7時50分ごろに各社移動を始め、午後1時までに集合した。
災害ナビの画面 |
終了後、斉藤会長は「われわれ若手が会社を経営する間に首都直下地震が発生する可能性が高い。日ごろから訓練を積み重ねることが大切」と意義を述べた上で、「一般の道路利用者にも『災害ナビ』を役立てたい。情報開示のあり方を検討していく」とさらなる工夫を加える考えだ。
訓練を行ったのは、同会議に所属する栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、山梨、神奈川の7県の企業。同会で培った横の連携とフットワークの良さを生かし、各県建設業協会の枠組みを超えた合同訓練が実現した。
参加した石橋良啓関東整備局企画部長は、「災害時に地域の建設業が果たす役割は大きい。皆さまの発意で都県を越えた訓練を実施でき、大変心強く思う。災害に備え、ステップアップして取り組んでほしい」と期待を込めた。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
0 コメント :
コメントを投稿