2012/12/17

【足跡】大成建設が140年記念展 大倉組商会からの歴史が分かる

ボスポラス海峡横断鉄道工事の取り組みも紹介
大成建設の創業者・大倉喜八郎が、1873(明治6)年に同社の前身となる大倉組商会を設立してから、2013年で140周年の節目を迎える。同社では13年1月から順次、『創業140周年記念展-未来へのバトン』を全国9会場で開催。これまでどのように「未来」をつくり、これからどのような「未来」に向かうのか。同社が「建設」という営みに込めるスピリットを伝えながら、今日までの足跡をたどる。
 開催日程は、東京会場(新宿センタービル52階)が2013年1月21日から25日まで。各日ともに、展示だけでなく、最新技術などを紹介するセミナー講演会も行われる。
 23日には、大倉喜八郎のひ孫で中央建物社長、ホテルオークラ会長などを務める大倉喜彦氏と、喜八郎が創設した東京経済大学の教授で前学長・前理事長の村上勝彦氏による記念対談も企画。ひ孫と日本近代経済史研究家の視線を通して、大倉喜八郎の足跡と功績をひもとく。
 セミナー講演会では、最新の津波対策や超高層ビルの解体、ゼロ・エネルギー・ビル、スマートシティといった話題の分野のほか、「トルコ150年の夢」の実現と題したボスポラス海峡横断鉄道工事の取り組みなどを紹介する。
 このほかの会場の開催日程は次のとおり。
 ▽大阪会場(関西支店ビル)=1月27日-29日▽福岡会場(九州支店ビル)=2月6日-8日▽広島会場(中国支店第2有楽ビル2階)=2月20日-22日▽名古屋会場(名古屋ルーセントタワービジネスサポートセンター16階)=2月26日-28日▽高松会場(高松シンボルタワーホール棟市民ギャラリー1階)=3月7日-9日▽新潟会場(北信越支店ビル)=3月12日-14日▽札幌会場(札幌支店大成札幌ビル4階)=3月13日-15日▽仙台会場(東北支店仙台ファーストタワー12階)=同。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2012年12月17日3面

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