2012/12/05

【ロボット】ベステラが群型の壁面作業ロボを開発

ベステラ(本社・東京都墨田区、吉野佳秀社長)は、東京工業大学機械宇宙システム専攻の広瀬・福島研究室と共同で、群型壁面移動作業ロボット「群龍」のプロトタイプを開発した=写真。鉄製構造物の検査点検、塗装、修理、解体など、多くの用途での利用が期待できる。現時点では2つのボディーで構成しているが、将来的には、さらに数を増やし、複数のボディーが連結・分離できるよう開発を続けていく。

ロボットの動き
プロトタイプは永久磁石で壁面に吸着する仕組みで、一方を固定し、他方を自由度のある6軸アームで持ち上げるようにすることで、段差の乗り越え、壁から天井への移動といった、従来にない自由な動きができるようになっている。
 ロボットの作業や移動中に、他方のロボットに搭載したカメラでモニターすることができるため、高い遠隔操縦性が発揮できる。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2012年12月5日3面


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