中京テレビ放送(本社・名古屋市昭和区、徳光彰二社長)は1日、名古屋駅南側に位置する「ささしまライブ24地区」に建設する新社屋工事の施工者に、大林組を選定したことを明らかにした。今後、実施設計を進めるとともに、今秋から建設地での土工事を実施する予定。2014年3月から新社屋の建設工事に着手し、15年10月の竣工を目指す。16年秋に全面移転する見通し。
CM(コンストラクション・マネジメント)業務は日建設計コンストラクション・マネジメント、設計・監理は伊藤建築設計事務所と日建設計で構成する伊藤・日建設計監理共同企業体が担当する。
新社屋の規模は、S造11階建て塔屋2層延べ3万1723㎡を想定。建物高さは65m、電波塔高さは145m。基礎免震構造を採用する。また、屋上・壁面緑化や下水再生水の利用など環境を考慮した機能を取り入れる計画だ。
現社屋は築後40年以上が経過し、狭あい化・老朽化しているほか、増改築が難しい環境にあることなどから同地区への移転を決定。昭和区高峯町、中区栄に分離している本社機能を統合して、業務の効率化を図る。
総投資額は土地取得費、放送機器費などを含め、180-200億円を見込む。
建設地は、同市中村区平池町のささしまライブ24地区東街区7120㎡で、建築面積は4454㎡を予定している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!) 2013年3月4日版 8面
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