新国立競技場のデザイン・コンクールで最優秀を受賞したザハ・ハディド氏とザハ・チームが19日に来日、芝公園のザ・プリンスパークタワー東京で、日本スポーツ振興センター主催の表彰式に出席した。会場には、初めて建築模型=写真、やパースも展示され、3次元デザインの粋を集めた設計が披露された。
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スライドで構造が説明された(Zaha Hadid Architects) |
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建築モデル(Zaha Hadid Architects) |
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(Zaha Hadid Architects) |
ザハ氏本人のプレゼンテーションでは、象徴的な2本のメーンアーチ、アーチから伸びる6本のセカンダリートラス、そしてトラス基礎による構造が明らかになったほか、ケーブルによって支えられている中央の幕屋根が、メーンアーチ内に収容されることなどが説明された。また、周辺施設に対して回遊性のあるパブリック・ビューイング・デッキなど、フォルムと機能性が追求された形であることなども強調した。
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表彰式に出席したザハ・ハディド氏 |
ザハ・ハディド・アーキテクツのパートナー、パトリック・シューマッカー氏は、「3次元デザインとBIMモデルを最大限活用している。東京という先端都市の中心に、これほど大きな作品を残せることは非常に嬉しい」と話している。
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(Zaha Hadid Architects) |
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(Zaha Hadid Architects) |
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