日本道路が代表企業を務める特定目的会社が、長野市で管理・運営しているPFI施設「温湯温泉 湯~ぱれあ」の累計入場者数が100万人を突破した。市との事業契約に基づく年間入場者基準は5万人だが、開業以来、計画の3倍近いペースとなる年間14万-15万人が来館。2006年4月のオープンから約7年で、大台を超えた。
100万人突破のセレモニー |
利用客は高齢者が中心。同施設が位置する若穂管内の老年人口(65歳以上)は約3500人で、アクセスが比較的容易な周辺地区からの来場を含めても、7年で100万人という数字が、いかに盛況しているかを物語っている。
温水プール |
9日には、現地で記念セレモニーが開催され、くす玉割りや記念品の贈呈などが行われた。式典に出席した市観光振興課の松坂志津子課長は「予定の3倍という来場者は、うれしい誤算。民間活力を活用するに当たって、一つの試金石になる」と語った。
また、長谷川総支配人は「心を新たにこれからも創意工夫を重ね、飽きのこない、健康づくりに役立てる施設を目指していきます」とあいさつした。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年3月12日
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