東芝エレベータが2012年1月に開発、販売を始めたマシンルームレスエレベーター「SPACEL(スペーセル)-GR」が、ドイツ・ハノーバー市を本拠地とするユニバーサルデザイン協会とユニバーサルデザイン有限責任会社が主催する国際的な賞である「ドイツ・ユニバーサルデザイン賞2013」の「ユニバーサルデザイン賞」を受賞した。
スペーセル-GRの液晶インジケータ画面デザインは国内業界初のカラーユニバーサルデザイン認証を取得、多言語で日常と非常時それぞれの情報を分かりやすく表示するほか、表示灯色は白内障や色弱者でも見やすく、加齢による色の見え方に影響の少ないオレンジ色を採用している。
また、凸文字操作ボタンは、文字の形状と大きさをプロトタイピングを繰り返し、視覚障害者団体の評価に基づき最適化したという。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年3月11日
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