燃えるメタンガス(写真提供:石油天然ガス・金属鉱物資源機構) |
海洋産出試験は、経済産業省の委託を受けた石油天然ガス・金属鉱物資源機構を中心とした「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム」が実施。掘削作業のオペレーターは石油資源開発が務めている。コンソーシアムは、同機構と産業技術総合研究所のほか、民間協力企業として石油資源開発、日本海洋掘削、日本オイルエンジニアリング、鹿島が参画、エンジニアリング協会も参加している。
経産省資源エネルギー庁によると、MHを海底で減圧して水とガスに分解、午前9時30分ごろガスの産出を確認した。水深約1000mの海底下約300mまで掘り進めた地点に分布するMHを採取管で回収。探査船の船尾で燃焼させている。今後2週間程度、産出試験を行い純国産資源の商業化に向けた課題や技術を洗い出す。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年3月13日
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