南側から見た警察本部庁舎(右)と行政・議会棟(左) |
施設規模は、RC・S造8階建て延べ2万1850㎡。最高の高さは、建物が42m、鉄塔が60mとする。1階床下に免震層を設置する基礎免震構造を採用する。水平性を強調した外観デザイン、末広がりのフォルム、行政棟、屋上広場からの緑の水平ラインの連続性などに配慮し、「丘のような庁舎」とする行政・議会棟との統一的景観を生み出す。
エントランスホールを1、3階に設け、来庁者のアクセスの利便性を高めるとともに、外部利用を低層部に集約することでセキュリティーに配慮したゾーニングとする。4階以上は中央部に吹き抜けを設ける。このほか、防災・治安拠点施設として災害発生時にも対応でき、省エネルギーにも配慮した設備計画とする。
県では、行政・議会棟と合わせて11月までに実施設計を完了させる。
その後、工事発注手続に入り、16年度中の完成を目指して工事を進める。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年3月25日
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