伊東豊雄氏が、“建築界のノーベル賞"と称される国際的な建築賞「プリツカー賞」を受賞した。伊東氏は日本建築学会賞作品賞(シルバーハット、せんだいメディアテーク)、毎日芸術賞(八代市立博物館)、芸術選奨文部大臣賞(大館樹海ドーム)、日本芸術院賞(同)、高松宮殿下記念世界文化賞、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞(日本館)など、国内外から高い評価を得ているわが国を代表する建築家の一人。米国建築家協会(AIA)とRIBAの名誉会員でもある。東日本大震災後には精力的に被災地に入り、復旧・復興活動や「みんなの家」プロジェクトなどを通し、「建築とは」「建築家とは」を問う。