ポラスグループは8月5日に埼玉県越谷市のポラス本社ビルウッドスクエアで創業45周年を記念したコンペ「第1回POLUS-ポラス-学生・建築デザインコンペティション」を開催した。「自立型の共生」をテーマに全国の大学から応募のあった458作品から選ばれた5大学が発表し、最優秀賞に東京藝大大学院の杉山由香さん(写真左)と藤井健太さん(写真右)による『じじばばシェアハウス』、優秀賞に芝浦工大の吉沢芙美香さんと青柳野衣さんによる『屋根裏の知恵』がそれぞれ受賞した。
最優秀賞を受賞した杉山さんは「作品の問題意識を伝えることはできたと思うが、やり切れなかった部分もあり、これからさらにブラッシュアップしたい」と語り、藤井さんは「審査員との質疑に十分に応えられなかった。この反省を今後の自分の活動に生かしたいと思う」と振り返った。
審査委員長として講評した建築家の青木淳氏は「今回のコンペはアイデアと具体性の両面が求められた。提案した内容はすぐには実現するものではないかもしれないが、こういった提案が新たな住環境をつくるきっかけになるだろう」と参加者をねぎらった。
表彰式であいさつに立ったポラスの中内晃次郎社長は「自由な発想から考える大切さを感じた。今回提案のあった作品のうち、実現性のあるものについては挑戦したい」と語った。
その他の入賞者と作品名は以下のとおり(敬称略)。
▽滲呼吸する家(法大大学院)=長谷川裕馬、小宮みちる▽小さな住処と大きな広がりの家(日大大学院)=吉沢彬成、中田有紀▽式年遷住-集落土場での暮らし-(東京電機大大学院)=坂本裕太。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
最優秀賞を受賞した杉山さんは「作品の問題意識を伝えることはできたと思うが、やり切れなかった部分もあり、これからさらにブラッシュアップしたい」と語り、藤井さんは「審査員との質疑に十分に応えられなかった。この反省を今後の自分の活動に生かしたいと思う」と振り返った。
審査委員長として講評した建築家の青木淳氏は「今回のコンペはアイデアと具体性の両面が求められた。提案した内容はすぐには実現するものではないかもしれないが、こういった提案が新たな住環境をつくるきっかけになるだろう」と参加者をねぎらった。
表彰式であいさつに立ったポラスの中内晃次郎社長は「自由な発想から考える大切さを感じた。今回提案のあった作品のうち、実現性のあるものについては挑戦したい」と語った。
その他の入賞者と作品名は以下のとおり(敬称略)。
▽滲呼吸する家(法大大学院)=長谷川裕馬、小宮みちる▽小さな住処と大きな広がりの家(日大大学院)=吉沢彬成、中田有紀▽式年遷住-集落土場での暮らし-(東京電機大大学院)=坂本裕太。
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