提出された411作品の中から日本一に岡田翔太郎さん(九大)の「でか山」、日本二に安田大顕さん(東京理科大)の「22世紀型ハイブリッドハイパー管理社会」、日本三に市古慧さんの「界隈をたどるトンネル駅」(九大)が栄誉に輝いた。
ことしのテーマは「建築を叫べ」。せんだいメディアテークに展示された全模型の中から、投票でセミファイナル進出100作品を決定。さらに審査員やコメンテーターによる議論を経て、上位10作品に絞り込み、公開最終審査を実施。制作者によるプレゼンテーションを踏まえて日本一の卒業設計作品を決めた。
日本一となった「でか山」は、応募規定を大幅に超える15m四方の巨大模型での出展。
この「規定違反」作品を選定するという、記録と記憶に残る大会の予選、セミファイナル、ファイナルに至る審査過程を完全再現している。
(建築資料研究社/日建学院・1750円、税別)
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
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