戸田建設は、地域貢献活動の一環として、茨城県つくば市にある同社技術研究所の施 設を地域の小中学生に公開した。午前・午後の2回の公開で、保護者を含む103人が7つの施設・技術を見学した。参加者は、音に音を重ね合わせて工事用重 機の騒音を消す技術や、地震による液状化で建物模型が沈む現象の説明を興味深く聞き、最新技術を楽しみながら学んだ=写真。
同社は、つくば市、つくば市教育委員会が夏休み期間に実施するスタンプラリー、「つくばちびっ子博士」に毎年協力しており、ことしも建設会社の技術研究所として唯一、施設を公開した。
今回見学した施設・技術は、「音を音で消すTANCの紹介」「無響室・残響室の試聴体感」「地震による液状化現象」「地震・風による建物の揺れのデモンストレーション」「管理型屋上ビオトープ」「超高強度コンクリートの強度試験実演」「ホタル飼育システム」の7つ。
同社は、子どもたちに建設技術を楽しく感じてもらい、将来にわたって建設業に関心を持ってもらうため、今後もイベントに協力していく。
■巨大さ力強さに歓声/キャタピラージャパン/ちびっこ建機フェア
キャタピラージャパンは、7月27日と29日、8月7日の3日間、埼玉県秩父市の秩父デモセンターで、毎年恒例のイベント「夏休み・ちびっこ建機フェア2014」を開いた。大型の油圧ショベルやブルドーザーを始めとする20台の各種機械が繰り広げるスペシャルデモンストレーションや、コンパクトトラックローダーへの球入れに、子どもたちは大きな歓声を上げながら楽しんだ=写真。
日ごろ接する機会の少ない建設機械の動く様子を間近に見たり、車体に触れたりすることで、巨大さ、力強さ、テクノロジーを実感してもらおうと、1988年から社会貢献活動の一環として開いている。
今回は、関東甲信越を中心に、北海道、宮崎県などから子ども連れの家族約480人が来場した。
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