2014/08/08

【こいつ、動かすぞ!】実物大ガンダムの可動技術、ついに募集開始

一般社団法人のガンダム GLOBAL CHALLENGE(グローバル・チャレンジ)(代表理事・宮河恭夫サンライズ社長)は、『機動戦士ガンダム』の生誕40周年を迎える2019年に実物大ガンダムを動かすプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」(GGC)の募集を開始した。18mのガンダムを動かす「リアルエンターテインメント部門」と、視覚的効果を利用した仮想現実で動きを再現する「バーチャルエンターテインメント部門」の2部門で募集。それぞれ、第1次アイデアを15年2月27日まで受け付ける。

 リアルエンターテイメント部門の設計アイデア要件は、全長18mの「RX-78-2ガンダム」。最終展示場は日本国内で、地上で運用できるほか、19年3月19日までに技術的、資金的に実現可能(製作、安全確認期間を含む)であることなど。
 第1次の応募アイデアや設計プランを外部有識者を含む選定委員会で審査し、複数の「設計アイデア」を選定。これを一般公開し、第2次審査として追加アイデアを募集、さらなるアイデアやプランを既存の設計アイデアに付加して、洗練された基本設計に進化させる。「設計アイデア」に選定された応募者は「GGCメンバー」に認定し、基本設計の立案など同プロジェクトに参加する。
 応募資格は、国内外を対象に、個人、グループは問わない。1次アイデアについて、技術的な実現可能性などを15年3月から同年7月まで審査し、同年8月に「設計アイデア」を選定する。選定された応募者は、GGCメンバーに認定する。報償金は50万円。
 第2次追加アイデアの応募期間は、15年10月から16年2月。1次選定の「設計アイデア」に2次選定で追加・集約された「設計アイデア」を1つの単位として、報償金100万円を与える。最終審査を経て、16年9月に基本設計プランを決定する。
 17年から実施設計に入り、18年春に実施設計プランをまとめ、製作調整に入る。19年夏にプロジェクト成果の発表を予定している。
 一方、バーチャルエンターテインメント部門は、第1次アイデア募集後、「VRアイデア」選定、第2次追加アイデアなどを経て、16年9月に基本VRプランを決定する。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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