登場人物は、環境について常に考えている中学1年生のやりくりーぜちゃんとクラスメートのけずるくん。二人は地球温暖化を防ぐにはどうすればいいか、CO2の発生の仕組みから効率的にエネルギーを使う工夫、昔ながらの知恵「気化熱利用」などについて話し合いながら理解を深めていく。そして、身近にある川の水や太陽光などを建物に利用することによって、温暖化防止につながることも教えてくれる。
日建設計グループに所属する女性スタッフ4人が制作しただけあって、地球温暖化防止と建物とのかかわりについて子どもの目線で分かりやすく解説。絵本のような可愛らしいイラストとあいまって、本嫌いな子どもでも親しみやすい内容となっている。
子どもたちにこそ、社会を変えていく力があるという本書は、住み続けられる環境を創造するための知恵とは何かを大人たちに改めて教えてくれる。これから夏休みに入る小中学生(あるいはその親)にとって自由研究のテーマを探す格好の教材ともなる。
(工作舎、1000円+税)
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
日建設計グループに所属する女性スタッフ4人が制作しただけあって、地球温暖化防止と建物とのかかわりについて子どもの目線で分かりやすく解説。絵本のような可愛らしいイラストとあいまって、本嫌いな子どもでも親しみやすい内容となっている。
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