2014/08/28

【住まいの相談窓口】専門家のノウハウ生かし連携 横浜市と神事協横浜が協定

横浜市建築局は27日、神奈川県建築士事務所協会横浜支部(小渡佳代子支部長)と「住まいの相談窓口」に関する協定を締結した。みなとみらい地区に相談窓口「豊かなくらしと住まいのデザイン相談室」を構えている同協会との連携によって、市全域的な相談体制を充実していく。

 協定締結後、建築局の坂和伸賢局長は、新築やリフォームなど「不安を抱える市民にボランティア的立場で皆さんのノウハウを生かしていただけることに感謝している。存分に力を発揮していただき、より良い横浜にしてほしい」と期待した。小渡支部長は、「空間プロデュースの職能を広く市民のために生かす」ことを目指した相談窓口の特徴を説明し、「神事協の社会貢献活動につながればと思う」とあいさつした。
 同市は、2012年3月に策定した住生活基本計画で「身近な場所での総合的な住情報の提供と相談体制の充実」を基本的な施策に位置付けた。現在、横浜市住宅供給公社、横浜市住宅リフォーム促進協議会、東京急行電鉄と連携して「住まい」の情報提供や相談対応に取り組んでいる。
 同協会は、横浜市西区に立地する「マークイズみなとみらい」の4階、東京ガス横浜ショールーム・くらしのライブラリー内に同デザイン相談室を設置。今回、市と連携によって市民の相談対応を拡大する。
 開所時間は毎週水曜日の午後1-4時(予約不要)。一般建築、省エネ・耐震・バリアフリーなどの相談、豊かな住まい、暮らし方の道筋提案などの相談を受ける。 
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

0 コメント :

コメントを投稿