昨年12月に開設された建設産業の総合ホームページ「建設現場へGO!」に29日、工業高校生らをメーンターゲットとする就職支援コンテンツ『18歳のハローワーク』が加わる。建設業自体をよく知らない学生にも分かりやすいように、土木と建築の違いを始めとし、専門工事の職種や仕事内容などを紹介する。
『18歳のハローワーク』は、建設産業人材確保・育成推進協議会(人材協、事務局・建設業振興基金)が提供する。実際に現場で活躍する若手職人のインタビュー記事などを交えながら、建設業のやりがいや入職してから“一人前”になるまでのスキルアップイメージなどを伝える。
開設時には専門工事26業種のうち、大工や左官、鉄筋、塗装など7職種に関する記事を用意。今後徐々に拡充していき、全職種を網羅する予定。入職から5年程度、職長クラス、登録基幹技能者・建設マスターといった段階に応じた職人の世界を紹介し、工高生らに将来の姿を思い描いてもらう。
いずれは、スキルアップに必要な資格などを掲載するほか、人材協協賛団体の会員企業の情報もアップし、自分が暮らす地域にどのような建設会社があるかを知ってもらうなど、学生と企業のマッチングにも役立てたい考えだ。
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