2013/01/27

【現場】ハウスの天井にソーラーパネル 日建リースが2月からレンタル開始

日建リース工業は、電線を引くことが困難な場所でも電気を使うことができる、太陽光発電による蓄電型ユニットハウス「ソーラーバッテリーハウス」のレンタルを2月末から始める。CO2の排出がなく、ガソリン発電機のように騒音や排ガスを発生させないため、環境対策をアピールできる。
 新商品は従来のユニットハウスに、ソーラーパネルと蓄電池をセットした。ハウスは省エネのLED(発光ダイオード)照明3基を設置、蓄電池を使うことで雨天が続いても、1日10時間を約8日間、連続して使用することが可能だ。一定程度の日照時間が確保できれば、蓄電池に充電しながら小型冷蔵庫やノートパソコンなどを利用できる。
 電力使用のピークカットにも協力できる。工事現場のほか、イベント会場での需要も見込んでいる。年間500台の成約台数を目指している。沖縄を除く全国でレンタルする。
 ハウスは、長さ5720mm×幅2320mm×高さ2660mm、蓄電池は6000ワット時、パネル出力は205ワットを4枚の計820ワット。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年1月25日 3面

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