2013/01/29

3県(岩手、宮城、福島)沿岸37市町村の廃棄物処理状況/全体の4割超える


環境省が25日に明らかにした2012年12月末現在の被災3県沿岸市町村の災害廃棄物および津波堆積物の処理状況は、災害廃棄物が1628万tのうち、715万t(約44%)となり、全体の4割を超えた。11月末に比べて100万t以上増加し、処理スピードが加速している。

 市町村別の処理・処分割合をみると、岩手県内では洋野町と普代村に続いて推計量が多い大船渡市も7割に達した。県内で推計量が最も多い陸前高田市でも44.5%となっている。
 宮城県内では利府町で95%、松島町が80.4%と処理・処分が進んでいるほか、宮城東部ブロック(塩竃市、七ヶ浜町、多賀城市)で68.1%、亘理名取ブロック(名取市、岩沼市、亘理町、山元町)が53%、仙台市も50.8%と5割を超え、最もウエートの大きい石巻ブロック(女川町、石巻市、東松島市)も47.6%となった。福島県内では、いわき市が53.9%となっている。
 津波堆積物は約1039万tのうち、約162万tを処理した。進捗率は前月より1ポイント増の16%。

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