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建設工事の動きDigital

建設専門紙が本気でつくった工事データベース

2017/02/28

【復興特別版】宮城県で北上川・鳴瀬川の河口部復旧が完成 堤防や水門が住民生活守る


 東日本大震災の津波により甚大な被害を受けた北上川河口部(宮城県石巻市)と鳴瀬川河口部(同県東松島市)の復旧・復興事業が完成し、25日に両市でそれぞれ式典が開かれた。震災から6年を迎える前に、住民生活の安全を守る堤防や水門が完成したことを盛大に祝った。写真は北上川河口部(写真提供・東北地方整備局北上川下流河川事務所)

【八ッ場ダム〈下〉】着々と進む関連整備事業 道の駅、滞在型市民農園、やんば資料館が好評


 関東地方整備局が群馬県長野原町で進める八ッ場ダム建設に伴い、建設地周辺では国や県、町により付け替え道路などの関連工事が進行中だ。ダム本体が2019年度完成に向け工事が本格化する一方で、関連整備事業は一部の家屋移転や町道整備などを残すのみとなり、着々と進んでいる。写真は長野原町が設けたクラインガルテンやんば

【憲政記念館】多面的な価値・意義を後世に伝えたい! JIAが保存・活用の要望書を提出


 日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部(藤沼傑支部長)は24日、同支部の保存問題委員会、千代田地域会と連名で「衆議院憲政記念館(旧尾崎記念会館)の建築的・歴史的・景観的重要性を未来へ継承することへの要望書」を、内閣府、衆議院、憲政記念館、国立公文書館に提出した。国立公文書館の移設計画に伴い、解体・建て替えが検討されている同記念館の持つ多面的な価値を強調した上で、「その原形を可能最大限まで保存して活用を図り、この建物の持つ意義を正しく後世へ」と引き継いでいくよう求めている。写真は衆議院憲政記念館(旧尾崎記念会館)

【ダム協会講習会】ダムカード誕生秘話も披露! ダムを生かした地域振興の実例学ぶ


 日本ダム協会は24日、東京都千代田区の都市センターホテルで第64回水源地活性化講習会を開いた。自治体などの発注者、コンサル、ゼネコンなどから約70人が参加。ダムを生かした水源地域振興の実例などを学んだ。画像はダムカードの見本(水資源機構HPより)

2017/02/27

【建築文化保存協会】みかんぐみ登場! 議論を重ねて4人が紡ぐ設計作法を紹介


 日本建築文化保存協会は22日、東京都品川区の寺田倉庫本社ビルで建築家ユニット、みかんぐみの加茂紀和子氏、曽我部昌史氏、竹内昌義氏、マニュエル・タルディッツ氏を招いて講演会を開いた。建築模型の価値と可能性を探る連続講演会の8回目となる今回は、「みかんの模型」をテーマに、未完に終わったプロジェクトの模型写真を通して、個性の異なる4人が議論を重ねながら、社会のさまざまな状況に真摯(しんし)に向き合う姿勢、その複雑さや多様性を包含しながらプログラムを紡ぎ出していく設計作法が示された。写真は左から加茂氏、竹内氏、曽我部氏、タルディッツ氏

【千葉大】最優秀賞に新西草太さんの『都市のアビタシオン』 建築学科卒業設計展


 千葉大工学部建築学科の卒業設計展2017「Diploma=MyPortrait--卒業設計、私を投影するもの」が20、21の両日、千葉市稲毛区の同大学附属図書館などで開かれた。卒業設計として制作した32作品の中から、新西草太さんの『都市のアビタシオン』が最優秀賞に選ばれた=写真。総合資格が協賛した。

【土木施設体験】トンネル、ダム、治水対策など小学生情熱取材! 建コン協のレポートコンテスト


 建設コンサルタンツ協会(長谷川伸一会長)は、2016年度「社会資本体験レポートコンテスト」の審査結果を発表した。「社会資本(土木施設)について考える」(題名は自由)をテーマに、全国の小学生から社会資本(土木施設)を見学して、なぜその社会資本を選んだのか、体験した内容や感じたこと、考えたことなどを作文にして応募してもらった。48編の応募があり、優秀賞8編、特別賞1編、参加賞39編を選んだ。

【宮城建協】着実な復興の歩みを記録 『宮城県建設業協会の闘い5-復興を担う次世代のために』発刊


 宮城県建設業協会(千葉嘉春会長)は、東日本大震災記録誌の第5弾となる『宮城県建設業協会の闘い5-復興を担う次世代のために』を発刊した=写真。復興事業の施工の最盛期が続き、各地で復興への姿が見え始めるなど、着実に歩みを進める現状を記している。復興を担う次世代の人材確保・育成に向けた取り組みのインタビューも交え、地域とともに活動する地域建設業の実態を取りまとめた。

2017/02/26

【モデリング】主要BIMデータを超高速レンダリング! VR、施工管理にも対応「FUZOR」


 レッドスタックジャパン(川崎市、油谷勝社長)が提供するビジュアルシミュレーションツール「FUZOR(フゾー)」が、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ワークフローの改善ツールとして注目されている。独自の3次元ゲームエンジンが、BIMモデルを高画質で表現するとともにデータ変換・更新などの超高速処理も実現する。充実したワークシェアリング機能がBIMプラットフォームとして関係者間の協業に貢献し、特に大規模プロジェクトで評価を高めている。

【教育】角材と輪ゴムで家を建てよう! 建築価値、地域、業界を学ぶ八幡山小の建築WS


 建設業の若年世代へのアピールが大きな課題となる中で東京都世田谷区の八幡山小学校では、地域建設業で働く建築士らと協力したワークショップ「まちをつくろう」を毎年開催している。丸木英美校長は「(児童に)本物を見せたいという思いがある。実際に仕事をしている方から仕事に向き合う気持ちを学んでもらいたい」と語る。

【本】RC建築による復興論『階上都市 津波被災地域を救う街づくり』 著者・阿部寧氏に聞く


 まもなく東日本大震災から6年になる。
 津波被災地の復興には、防潮堤の建設や被災地の埋め立て、高台移転などが選択されてきた。本書はそれら対策には限界があるという立場。職住機能と防災機能を併せ持つ「階上都市」こそが、理にかなった解決法であると提唱する。頑丈な高床式で立ち上がった高層RC建築。津波が来たら逆らわずに“肩透かし”するこの構え。津波対策への発想の転換を迫る復興論だ。

【あすなろ夢建築】グランプリは夏目亜利紗さん(大阪市立工芸高)! 府営住宅集会所を設計


 大阪府と大阪府建築士会、大阪府住宅供給公社は、第26回大阪府公共建築設計コンクール(あすなろ夢建築)の入選者を決めた。グランプリには夏目亜利紗さん(大阪市立工芸高校3年)、準グランプリには久保和誠さん(大阪建設専門学校1年)の作品を選んだ。表彰式は3月29日に大阪市中央区の大阪府公館で開く。

2017/02/25

【CLTの可能性】いまこそ建築家がコミットできる「新しい技術」 エムロード環境造形研究所・小見山陽介氏


 持続可能な循環型資源である森林資源の有効活用や地方創生の観点からも今後さらなる普及に期待がかかるCLT(直交集成板)。昨年4月にCLTを用いた建築物の一般的な設計法等についての告示が公布・施行され、個別に大臣認定を受けることなく建築確認によって建築が可能となったのも大きな追い風となる。同様にこうした導入揺籃期にあった2010年前後の英国でCLT建築物の実プロジェクトに携わった小見山陽介氏(エムロード環境造形研究所)=写真=は、当時の経験も踏まえながら「国産CLTはいまだ完成された技術ではない」とし、だからこそ、建築家がコミットできる余地が大きいと指摘する。その可能性を聞いた。

【現場見学会】熊谷工高OBたちが現役生に最新ICT築堤工事を紹介! ワンマン測量など体験


 古郡建設(埼玉県深谷市、古郡栄一社長)は担い手育成の一環として、埼玉県立熊谷工業高校土木科の生徒を招き、同社が施工する国土交通省利根川上流河川事務所発注の「H28須加築堤工事」で現場見学会を開いた。同工事は国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)の1つの柱となるICT(情報通信技術)活用工事で、生徒は現場で実際に使用する最新技術を体験した。

【菊池建設】「御社の魅力は何ですか?」 建設業界の魅力をきちんと伝えたい!“就活”テーマのCM放送


 年越しの恒例番組となっているTBSテレビ『カウントダウンTV』の中で、建設会社への就職を検討する大学生が「他社を辞退するだけの御社の魅力は何でしょうか」と問いかけるCMが放映された=画像はその一コマ。提供したのは東京都西東京市に本社を置く菊池建設。自社を含め建設業界が学生にきちんと「魅力」を伝え切れているか、「就活」というテーマに正面から向き合った。「仕事を取るより、人を採るためのCM」と言い切る菊池俊一社長に話を聞いた。

【浚渫工事ICT化】現場に近づく船舶のレーダー情報をリアルタイム共有! 安全性確保と生産性向上を両立


 「これがi-Construction(アイ・コンストラクション)の第一歩」と、りんかい日産建設の近藤功取締役執行役員土木事業部長は力を込める。同社が2014年に開発した船舶レーダーモニタリングシステムは現場周辺を往来する船舶をリアルタイムに把握する港湾工事の情報共有ツールだ。これまで創意工夫提案として現場導入の実績を積んできた。国土交通省直轄の浚渫工事でICT(情報通信技術)活用が本格化することを受け、技術提案による現場導入を加速させる方針だ。

2017/02/24

【記者座談会】大手町ビルヂングはリニューアルに/都心部地下の過密空間工事に矩形シールド導入も


A 三菱地所の杉山博孝社長が社長交代会見で、大手町ビルヂング=写真=のリニューアルに言及した。このことをどう見ればいいのかな。

【清水建設】インドネシア初の地下鉄を初のシールド工法で! まっさらな現地技術者に“顔の見える技術移転”


 インドネシア初の地下鉄をインドネシア初のシールド工法で施工する。清水建設・大林組・WIKA・JAYAの4社JVが施工している「ジャカルタMRT南北線 CP104-CP105工区」を含むMRT(大量高速鉄道)プロジェクトは、ジャカルタ市内の慢性的な渋滞の解消と、本邦技術の移転という使命を背負い、市民から熱い視線が送られ続けてきた。シールドトンネルの貫通という大きな山場を乗り越え、工事は最終コーナーに差し掛かっている。写真は解体中の1号シールド機を洗浄する現地作業員

【現場最前線】大熊町・双葉町の中間貯蔵施設工事 17年秋の本格稼働へ整備進む


 福島県大熊町と双葉町で2016年11月15日に着工した中間貯蔵施設工事は、今秋の本格稼働に向けて順調に整備が進んでいる。双葉工区では受入・分別施設の約9割、大熊工区では土壌貯蔵施設の掘削作業の約3割が完了した。17年度は、18年度の輸送量90-180m3に対応する受入・分別施設と土壌貯蔵施設の着工などを予定しており、用地取得も着実に進展している。写真は大熊工区の土壌貯蔵施設の掘削作業

【歴史的建物】「仙台城~お城でござる~」武家屋敷の間取りで学ぶ講演会 政宗ワールドとJIA宮城


 市民団体「政宗ワールド」プロジェクト(古田義弘理事長)と日本建築家協会東北支部宮城地域会(JIA宮城、安達揚一地域会長)は、仙台市太白区の東北工業大長町キャンパスで記念講演会「仙台城~お城でござる~」を開いた。建築家や市民ら約100人が参加し、歴史的建物について理解を深めた。

2017/02/23

【現場最前線】雪氷対策の新技術で18年度開通を目指せ! 北海道横断自動車道小樽~余市間


 北海道は2016年、相次いで上陸した台風の被害に加え、11月上旬に記録的な積雪に見舞われた。東日本高速道路北海道支社は、厳しい気象条件と近年頻発する異常気象の中で、地域道路網の基幹的役割を担う高速道路を整備、維持管理している。同支社は計画する最後の新設ルートとなる北海道横断自動車道小樽~余市間の工事を確実に進める一方で、新技術を活用した雪氷対策にも力を入れる。最新の取り組みを紹介する。写真は冬季もワーゲン工法で進む工事

【建築九州賞】作品賞・住宅部門に「Villa F」と「桧原の家」 JIA特別賞は「うるま市庁舎(東棟)」


 日本建築学会九州支部(黒瀬重幸支部長)は、2016年度第10回建築九州賞(作品賞)の選考結果を公表した。作品賞・住宅部門には「Villa F」(設計=伊藤建築都市設計室)=写真、「桧原の家」(設計=SUPPOSE DESIGN OFFICE Co,.Ltd.)の2作品が輝いた。一般建築部門は該当なし。また、地域の建築についての独自の視点などを評価するJIA特別賞には「うるま市庁舎(東棟)」(設計=アトリエ・門口・久友設計JV)を選考した。5月29日の支部通常総会で表彰する。

【働きかた】じゅうたく小町が土木現場を見学 南北線トンネル女子会と育児両立など質疑


 日本建設業連合会(中村満義会長)は22日、ハウスメーカーの女性技術者「じゅうたく小町」向けの現場見学会を、東京都港湾局が江東区で進めている「平成28年度南北線中防内側陸上トンネル整備工事」で開いた。見学会は、じゅうたく小町からの要請を受け、施工を担当する清水建設・鴻池組・岩田地崎建設JVの協力を得て実施。2回目となる今回は、13人の小町が大規模土木工事現場での女性活躍の取り組みを見学した=写真。

【気になります】完成後のコンクリート橋も元気かな 佐々木徹さん(ドーピー建設工業)





 「コンクリートを扱う際には“育てる”という感覚が必要だ。手を掛けるほど、しっかり育つ」と語るのは、ドーピー建設工業東北支店長の佐々木徹さん。

【広島県】マツダスタジアムの魅力を廣瀬純氏と仙田満氏ががトーク! 3/24@銀座TAU


 広島県は3月24日、魅力ある建築物創造事業の一環として、東京・銀座の広島ブランドショップTAUでトークセッション&パネル展を開催する。

2017/02/22

【浚渫工事勉強会】ポンプ浚渫船「第五越後」が大人気! 日和山4年生が川・海・船に大事な役割学ぶ 


 本間組(新潟市、本間達郎社長)は21日、日和山小学校の4年生(約60人)を対象とした社会資本整備に関する勉強会を新潟市内の同社別館などで開いた。北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所から受注した新潟港(西港地区)航路泊地浚渫工事(その2)を題材に、開港5港の1つで150周年を迎える新潟港の歴史や、船舶の円滑な航行に寄与する浚渫工事の目的を伝えた。

【インテリア】フランスの「Roche Bobois」が日本上陸! 神宮前に旗艦店3/25オープン


 50年以上の歴史を持つ仏国のインテリアブランド「Roche Bobois(ロッシュ・ボボア)」が、3月25日に日本上陸する。ロッシュ・ボボアは、世界各国のデザイナーや建築家とコラボレーションしたデザインを数多く発表している。日本ではCROWN(東京都港区)と代理店契約し、外苑西通り沿い神宮前3丁目交差点に旗艦店ロッシュ・ボボア・トーキョーをオープンする。写真は代表的なシステムソファ「マ・ジョン」

【日本漆喰協会】社会・文化的に優秀な建築と設計者・施工者・左官を表彰 3/15まで受付


 日本漆喰協会は、第12回作品賞を募集する。漆喰(しっくい)を使用した建築物から、社会的、文化的に特に優秀と認められるものを選出し、受賞作品および設計者・施工者・左官を表彰する。募集期間は3月15日まで。

【ミス日本】17年度「水の天使」宮崎あずささんがが石井国交相を訪問


 2017年度のミス日本「水の天使」に選ばれた宮崎あずささんが21日、水インフラの発展に向けた活動開始を報告するため、石井啓一国土交通相を表敬訪問した=写真。

2017/02/21

【高松市危機管理センター】大規模現場ならでは! 各分野の働きを高松工芸高校生40人が見学・体験


 高松市は16日、大成建設・四電エンジニアリングJVが建築工事を進めている同市危機管理センター(仮称)の現場で、建設業の担い手確保や魅力発信を目的に、高校生の現場見学会を開催した。高松工芸高等学校建築科の生徒約40人が参加、大規模工事の現場のスケールや建設業の仕事を体感した。担い手となる高校生を対象とした見学会は、市では初となる。写真は高所作業車デッキ乗車体験の様子

【ICT見学会】現場の進化を体感! 熊谷工高生40人が最新ICT活用の築堤工事を見学


 埼玉県建設業協会青年経営者部会(真下敏明部会長)、関東地方整備局荒川上流河川事務所(加藤智博事務所長)は、i-Construction(アイ・コンストラクション)の1つの柱となるICT(情報通信技術)活用工事の現場見学会を開いた。現場は初雁興業が施工する「H27荒川西区宝来中築堤工事」。15日に開いた見学会には、埼玉県立熊谷工業高校土木科2年生約40人が参加し、現場で実際に活用している最新技術を体感した。ICT関連で協力するイマギイレらも参加した。写真の2列目右端・吉川祐介副部会長と隣の関根勇治社長

【東京都】アスリートと働こう! 雇用促進で企業向けセミナー開催 3/1@東京国際フォーラム


 東京都は、オリンピックやパラリンピックの舞台を目指すアスリート雇用を促進するため、2015年度から「アスリート・キャリアサポート事業」を展開している。

【現場最前線】東京外環・東名JCTからシールド機「みどりんぐ」と「がるるん」発進! 国内最大シールドT工事が本格始動


 国土交通省と東日本、中日本の両高速道路会社は19日、東京外かく環状道路(関越~東名)の東名ジャンクション(JCT)側からのシールド機発進式を、東京都世田谷区の現地で開いた。石井啓一国交相、小池百合子東京都知事ら関係者約170人が参加。国内最大のシールドトンネル工事で、都内初の大深度地下を利用した大規模土木プロジェクトが本格始動した。写真は地下70mに設置されたシールド機

2017/02/20

【宅配受け取りOK!】戸建て住宅用の大型宅配ボックス開発 ナスタと日本郵便・大和ハウス


 宅配ポスト大手のナスタは、日本郵便・大和ハウス工業と協力し、戸建て住宅用に、無人で大型メール便や宅配便が受け取り・発送できる大型宅配ボックスを開発し、販売開始する。大和ハウスの分譲戸建て住宅のほか、自社ブランドの戸建て住宅にも設置し、普及を目指す。

【東京都産廃協】土木・造園の廃棄物はどう分別する? 日本工学院に「環境のしごと」出前講座


 東京都産業廃棄物協会(会長・高橋俊美高俊興業会長)は16日、東京都八王子市の日本工学院八王子専門学校で、「環境にやさしいってどういうこと? 環境をしごとにする」と題した出前講座を開いた=写真。講座には同校土木・造園科1年生66人が参加、11の班に分かれ、携帯電話を解体し素材を分別する作業や、土木や造園の現場で発生する廃棄物の分別クイズを通してリサイクルの仕組みを学んだ。

【ロボット】高砂熱学工業が受付業務にPepper導入 AI・IoT活用の見える化実戦に


 高砂熱学工業は、本社ロビーにおける受付補助と来訪者に対する情報提供を目的に、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」を独自に導入、設置した。

【サンゲツ】大賞は賞金100万円&商品化! 「壁紙デザインアワード」応募は6/30まで


 サンゲツは、壁紙のデザインコンペティション「サンゲツ壁紙デザインアワード」を開催する。募集期間は6月30日まで。結果は8月上旬に公式ウェブページで公開する。

2017/02/19

【まちづくり】公民連携で“選ばれるまち”目指す みなとみらい21・横浜市の挑戦


 横浜市は、みなとみらい21地区で「公民連携」をキーワードに持続可能なまちづくりに挑戦している。現在、民間事業者によるビル建設が相次いで計画され、暫定利用を含めれば、総宅地面積約87haのうち約85%に当たる約73.9haの利用が決まっている(2016年11月時点)。こうした中、環境や防災など開発当初には目立たなかった視点を前面に打ち出し「まち」としての魅力を維持、さらには向上させようとする新たな取り組みが始まっている。

【津波対策】学校、病院など大人数避難に! 施設向け「アクツ津波シェルター」開発進む


 2011年に発生した東日本大震災では、東北地方の太平洋沿岸地域を津波が襲い甚大な被害をもたらした。その経験を基に、現在では各地でソフトとハードの両面から津波対策が進んでいる。そうした対策の一環として、いま津波発生時に被災者が乗り込む避難用のシェルターが注目されている。G&B(さいたま市)は、これまで主流だった家庭用シェルターとは異なり、一度に大人数を収容できる「アクツ津波シェルター」の開発を進めている。阿久津一郎代表取締役は「多くの生命や財産が守られるように普及を進めたい」と展望を語る。画像は完成イメージ

【建築】駒沢通りと恵比寿公園つなぐ「新たな風景」 季節感じる開かれた空間・恵比寿SAビル


 交通量の多い大通りと子どもたちの歓声が響く公園とに大きく開かれた空間が、周囲の風や緑、季節の移ろいを感じさせながら多様なアクティビティを受容していく。駒沢通りと恵比寿公園にはさまれた東京・恵比寿の都心部に、教会と住宅、テナントオフィスからなる複合施設「恵比寿SAビル」が竣工した。設計を担当したシーラカンスアンドアソシエイツ(CAt)代表の赤松佳珠子氏は「できるだけ自然の緑や風、光が感じられる空間にしたいと考えた」と語る。写真は北面外観(見上げ)。商業地域内に影のラインを収めるためにボリュームを切り取った

【日立住友重機械建機クレーン】最大吊り上げ能力200t! 輸送コストも軽減した「SCX2000-3」販売


 日立住友重機械建機クレーンが、最大吊り上げ能力200tの新型全油圧式クローラクレーン「SCX2000-3」=写真=の販売を始めた。ロアフレームの剛性を向上したほか、ブームフート幅を従来機比約40%増に拡大したことで、ブーム剛性を大幅に高めた。こうした高剛性化により「ブームの揺れやたわみが低減され、より高精度で安定した作業を実現する」。

2017/02/18

【現場最前線】アポロカッター工法で掘削! 大阪府道高速大和川線常磐工区開削トンネル工事


 「さらに掘削のペースは上がり、この春には到達できるだろう」と、大阪府道高速大和川線常磐工区開削トンネル工事を施工する鹿島・飛島建設JVの渡辺幹広所長は手応えを口にする。現場では本線につながる出口ランプ部トンネルを矩形シールドマシンのアポロカッター工法で掘削中。円形に比べ余堀り量を最小限に抑えられる矩形シールドだが、マシンの姿勢制御が難しい。近接する本線開削トンネル部の土留め壁に併走しながら、しかも下り勾配8%の地上発進も求められた。

【建築】学生と周辺住民が共生する空間 槇文彦氏設計の東京千住キャンパス新校舎


 東京電機大学が東京都足立区に整備していた東京千住キャンパスの新校舎(5号館)が竣工した。設計した建築家の槇文彦氏は「地域に開かれたキャンパス」を実現できたと力強く語る。

【現場の逸品】高層現場で大活躍! クレーンブームに無線中継器つけて、通話改善


 「これなら無線通話がとぎれてしまう心配はない」と、谷沢製作所(東京都中央区)の池田利夫営業部通信営業課技術営業担当マネージャーは力を込める。同社が開発した大型クレーン用の無線システムは、ブーム先端に無線中継器を置くという初の試み。「先行販売したユーザーからも好評を得ている」と自信満々だ。年間500セットを目標に販売を始めた。

【松浦建設ら】バケット操作もできたよ! 保育園児ら興味津々の護岸工事見学会


 松浦建設(千葉県野田市、松浦信一社長)は16日、関東地方整備局江戸川河川事務所発注の「H28中野台下地区低水護岸工事」で、現場近くにあるコビープリスクールのだの園児約40人を対象に現場見学会を開いた。地域インフラサポートプラン関東2016の一環として同事務所が支援した。コマツリースと新光重機が協力した。

2017/02/17

【記者座談会】ゼネコン大手・準大手の7割が最高益 17年3月期第3四半期決算


A 上場企業の2017年3月期第3四半期決算開示が一段落した。ゼネコンの大手・準大手クラスは、7割もの企業が最高益というのには驚いた。営業利益は増益企業すべてが最高額を記録している。

【現場最前線】施工は3時間勝負! ダイヤ過密な線区での難工事に挑む御茶ノ水駅周辺耐震補強対策工事


 東鉄工業・鉄建建設・鹿島JVが、東日本旅客鉄道(JR東日本)の首都直下地震対策として御茶ノ水駅周辺で進めている切土耐震補強対策工事が最盛期を迎えている。施工は線路内からの作業のため、終電から始発までの約3時間で効率的な作業を進めている。工期は2015年3月27日から18年3月末の予定で、現在の進捗率は約30%となる。

【高校生橋梁模型】石川椋太さんら(大館桂桜高校)の「青岩橋」が最優秀・東北の橋梁賞ダブル受賞!


 高校生「橋梁模型」作品発表会実行委員会(委員長・森島修プレストレスト・コンクリート建設業協会東北支部長)は15日、仙台市青葉区のせんだいメディアテークで15回目となる作品発表会公開審査会を開いた。最優秀賞に「青岩橋」=写真=を選定し、制作した櫻庭菜月さんと石川椋太さん、近藤妙香さん(秋田県立大館桂桜高校)らを表彰した。同校は前身の大館工高から4年連続の最優秀賞受賞を達成したほか、今回新設した東北に実在する橋を題材にした作品に贈られる「東北の橋梁賞」とのダブル受賞となった。

【障がい者スポーツ体験】鈴の音を頼りにゴールを狙え! ロンドン大会金の安達阿記子選手と80人が参加


 清水建設は、埼玉県川口市の市立戸塚スポーツセンター体育館で11日に開かれた「楽しい!からはじめよう『みんなのスポーツ』障がい者スポーツ体験会in埼玉」に協賛した。参加した約80人は、アイシェードで目隠ししながら鈴入りボールでゴールを競い合う「ゴールボール」を体験した。

2017/02/16

【働きかた】身近だった現場へひるまず一直線! ジョンソンコントロールズ・風間亜美さん


 昨年4月入社の1年目。半年の研修期間を経て、建設現場で計装工事の施工管理を担当する部署に配属された。技術系では男性も含め、メンテナンスや設計部門の方が人気が高いが、自らの希望どおり、念願だった現場勤務の道を歩み始めた。