設備工事や維持管理工事にもBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を導入しよう、というセミナーが開かれた。これはBIMコンサルティングなどを手がけるシェルパ(本社・名古屋市千種区、高松稔一社長)が15日に開いたもので、東京都中央区の東京オフィスでセミナー『OPEN BIM cafe』と名付けた。
ゲストスピーカーとして招かれた建築研究所の武藤正樹主任研究員は「維持管理BIMの実現には、使われている建物の現状をデータとして収集・表示する必要があり、それをアシストするようなソフトウエアとの連携が欠かせない。維持保全に使う部位のオブジェクトを構築する専門サービスの職能確立も求められる」と話した。
また、30年前から3次元CADの研究をスタートした新菱冷熱工業は、設備BIMの最新事例として「独自3次元計測システムの活用で日に1000カ所程度の墨出しが可能になり、従来の3、4倍の作業効率を実現している」とBIMを使った設備工事の有効性を紹介した。
BIMは建築データを統合して扱い、計画から維持管理まで情報を有効に利用するためのものだ。設計や躯体施工だけでなく、設備工事、仮設、完成後のファシリティマネジメントにまで活用してこそ生かされる。
ゲストスピーカーとして招かれた建築研究所の武藤正樹主任研究員は「維持管理BIMの実現には、使われている建物の現状をデータとして収集・表示する必要があり、それをアシストするようなソフトウエアとの連携が欠かせない。維持保全に使う部位のオブジェクトを構築する専門サービスの職能確立も求められる」と話した。
また、30年前から3次元CADの研究をスタートした新菱冷熱工業は、設備BIMの最新事例として「独自3次元計測システムの活用で日に1000カ所程度の墨出しが可能になり、従来の3、4倍の作業効率を実現している」とBIMを使った設備工事の有効性を紹介した。
BIMは建築データを統合して扱い、計画から維持管理まで情報を有効に利用するためのものだ。設計や躯体施工だけでなく、設備工事、仮設、完成後のファシリティマネジメントにまで活用してこそ生かされる。
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