「回り窯のレシピ」 |
コンペの課題は「場所に向かい合うコミュニティ施設」。海外を含め137点の応募があった。最優秀などに4点が選ばれた。
審査委員長を務めた隈研吾氏は「若い人の線を引く勇気が、年々薄れている」と設計者の姿勢に苦言を呈した上で、最優秀作品については「線がよく引けている。地形の目の付け方がおもしろい」と評価した。
隈氏以外の審査員は、岡本慶一日建設計社長、尾崎勝鹿島常務執行役員建築設計本部長、佐藤信孝日本設計取締役常務執行役員環境・設備設計群長、田辺新一早大教授、建築家の千葉学氏、手塚貴晴氏、松田明彦東京ガス都市エネルギー事業部長。コーディネーターは、馬場璋造建築情報システム研究所代表が務めた。
公開審査に進んだ4点は次のとおり(敬称略)。
〈最優秀賞〉
▽「回り窯のレシピ」吉田清人、小林啓明、平井倫之、宮川裕輔、新野惠理、久田昌典、根元真孝(以上KAJIMA DESIGN)、上野真理(アルモ設計)、西山剛生(G・D・S)
〈優秀賞〉
▽「さか・宿り」今井宏、小林央和、登坂壮人、石川慎一郎、南野友子、鬼塚由佳、森田英樹(以上清水建設)▽「持ち寄り横町」田原雄一郎(千葉大大学院)、吉田紘明、鶴海秀一郎(以上フリー)、神谷康平(千葉大)▽「つながる森の駅」奥村崇芳、松田勇輝、田中裕大(以上京都工芸繊維大大学院)。
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