国土交通省は22日、「電線等の埋設物に関する設置基準」を緩和すると発表した。交通量の少ない生活道路で舗装厚さが50cmの場合、電線と路面との距離は、これまでの80cmから最大35cmまで浅くすることが可能になる。新基準を同日付で各地方整備局などに通知した。4月1日から施行する。今回の基準緩和により、浅層埋設や小型ボックス活用埋設といった低コスト手法の導入を促し、本格的な無電柱化を推進する。
生活道路の車道部では、径15cm未満のケーブル・管路であれば、従来よりも45cm浅く埋設できる。径15cm以上の大径管の場合は、20cm浅く埋設することが可能。舗装厚さ20cmの歩道では、これまでよりも25cm浅く設置できるようになる。
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