大成建設は、谷沢製作所(東京都中央区、谷澤和彦社長)と現場で働く技術者・技能者の意見を反映した女性専用のヘルメットとフルハーネス安全帯を共同開発した。大成建設は開発したヘルメットなどを同社の現場に順次導入し、より働きやすい環境を構築することで女性の躍進を後押しする。開発した商品は、機械工具卸商社のトラスコ中山が建設業で働く女性向けの商品を集約した「なでしこPRO TOOLカタログ」に掲載しているほか、アスクルの企業向け一括購買サービスを通じてネット購入することもできる。
開発したヘルメットは、通気性・耐衝撃性の高い「エアライトモデル」で、汗や化粧品の汚れを吸収するウォッシャブルインナーバンド、日焼け跡が残りにくい透明あご紐を標準で装備する。
安全帯は、軽量化してサポートベルトを標準装備することで、腰への負荷を軽減している。また、フルハーネス安全帯は、腹部への負担軽減を図るとともに、女性専用サイズとすることでフィット感を高めた。
これまでは、現場で働く女性向けの安全用品や作業用品は種類が少なく、男性用の一番小さいサイズを着用するなどして対応していたが、実際に現場で働く女性からは「使いづらく、動きにくい」などの意見もあり、安全性や機能性の面で課題があった。
ヘルメットや安全帯などの開発に当たっては、大成建設の現場で実際に女性技術者・技能者からヒアリングし、女性の視点をふんだんに取り入れている。トラスコ中山が製作したカタログは、4月末までに大成建設の国内作業所、グループ会社、同社協力会組織の倉友会会員会社に約5000部配布し、広く女性向け商品の浸透を図っていく。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
開発したヘルメットは、通気性・耐衝撃性の高い「エアライトモデル」で、汗や化粧品の汚れを吸収するウォッシャブルインナーバンド、日焼け跡が残りにくい透明あご紐を標準で装備する。
安全帯は、軽量化してサポートベルトを標準装備することで、腰への負荷を軽減している。また、フルハーネス安全帯は、腹部への負担軽減を図るとともに、女性専用サイズとすることでフィット感を高めた。
これまでは、現場で働く女性向けの安全用品や作業用品は種類が少なく、男性用の一番小さいサイズを着用するなどして対応していたが、実際に現場で働く女性からは「使いづらく、動きにくい」などの意見もあり、安全性や機能性の面で課題があった。
ヘルメットや安全帯などの開発に当たっては、大成建設の現場で実際に女性技術者・技能者からヒアリングし、女性の視点をふんだんに取り入れている。トラスコ中山が製作したカタログは、4月末までに大成建設の国内作業所、グループ会社、同社協力会組織の倉友会会員会社に約5000部配布し、広く女性向け商品の浸透を図っていく。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿