2013/12/27

【社史】大成建設が創業140年を振り返る

大成建設は、創業140周年記念事業の一環として『大成建設140年史』を作成した=写真。1873年に前身の大倉組商会が創業されてから、高度経済成長期を経てスーパーゼネコンになるまでの経緯などを、技術開発や工事実績、社会情勢を交えながら振り返っている。
 140年史は本体とDVD版で構成。本体は2部構成で、1部では1873年から1968年までを「草創期から飛躍の時代」と題して、創業から高度経済成長に伴う業務拡大の経緯を収録している。

 69年から2013年までの2部では、「成長、調和、そして成長の時代へ」をテーマに、超高層ビルへの本格参入や海外事業展開などを振り返っている。
 DVDは2枚組で、1枚目は年史のPDFと約2700件の実績、2枚目には、これまでに制作された建設記録映像作品の中から代表的な29編を再編集してそれぞれ収録している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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